アクサ生命のユニットリンクの評判は本当なのか?メリットを知ることがカギ
目次
アクサ生命のユニットリンクの評判は?
アクサ生命のユニットリンクの評判は正直、商品の仕組みが難しい、為替リスクや解約控除があるため、損をするなどのマイナスな評判ばかりが目立ちます。
確かにインターネットなどの評判を見ると、契約者からは、こんなはずじゃなかった、元本割れのリスクについて十分な説明がなかった、仕組みが複雑すぎてよく分からない、といったあまりいいイメージで書かれていない記事を多く目にしますね。
それではアクサ生命のユニットリンクはデメリットばかりでメリットはないのでしょうか。
この記事では、アクサ生命で販売している「ユニットリンク」の評判を元に商品やデメリットといわれる理由、メリットなどについて詳しく解説していきたいと思います。
アクサ生命のユニットリンクとは
アクサ生命のユニットリンクは、死亡保障のついた有期型の変額保険です。
変額保険とは、投資信託の仕組みを取り入れた投資型の生命保険のことで、有期型とは、満期がある保険ということになります。
保険期間は最短10年、満了30年(5年刻み)となっており、満期が来れば、期間終了時点の満期金を受け取って保障は終了します。
アクサ生命のユニットリンクって評判通り仕組みが難しい?
そもそも変額保険自体が単純な構造ではないため、ユニットリンクに限らず、変額保険はやはり難しく感じると思います。
変額保険は、保険の機能もついているので、保険料の全額を投資しているわけではありません。
保険料の一部は死亡保障の「コスト」として引かれている、という事を正しく理解されていない方には効率が悪く見えるでしょう。
ユニットリンクはあくまでも保険であり、保障の部分と貯蓄の2つの機能を併せ持った商品です。
この2つの機能を1つの保険で備えておきたい、という方に向いている保険なのです。
アクサ生命のユニットリンクの元本割れリスクとは
ユニットリンクのデメリット?為替リスク
アクサ生命のユニットリンクは投資型の保険なので、当然価格変動リスクや為替リスクなどの投資リスクがあります。
運用状況によっては、契約者が損失を被る可能性があるという事を覚えておかなければなりませんが、これをユニットリンクのデメリットと挙げるところもあるでしょう。
運用が悪ければ、解約返戻金や満期保険金は、払い込んだ額よりも少なくなってしまいます。
ユニットリンクのデメリット?解約控除
また、ユニットリンクを契約後10年未満または保険料の支払額が50万円を超えないと、解約控除が発生します。
解約控除とは、解約した時に発生する費用のことで、短期で解約した場合も損をしてしまうということになります。
アクサ生命のユニットリンクにメリット(良い部分)はないのか
アクサ生命のユニットリンクの運用先は10種類あり、5%単位で組み合わせも可能でかつ途中変更も出来るので、契約者が自由に設定できるという醍醐味があります。
また、満期保険金の受取りを一括で受取るか年金で受取る(何年間かに分けて分割で受け取ること)か選択できたり、終身保険として活用することも出来ます。
そして、先にも記載したとおりユニットリンクは保険ですので、保険期間の途中で死亡した場合は、運用実績に関係なく契約時の死亡保険金が支払われます。
またさらに、生命保険には、支払った保険料に対し所得から一定額が控除されるという「生命保険料控除」があり、アクサ生命のユニットリンクも生命保険料控除の対象となりますので、この税制優遇が受けられます。
アクサ生命のユニットリンクの評判と商品を検証したまとめ
そもそも死亡保障の必要がなく、資産運用の商品として考えている方には、アクサ生命のユニットリンクはオススメしません。
そういう方には他の投資商品が向いていると思います。
上記の対象者でユニットリンクを契約した方にとっては、デメリットと感じて悪い評価になってしまうでしょう。
アクサ生命のユニットリンクの目的やメリットは、まさかの時の死亡の備えをしながら長期的な資産形成が出来る、というところにあります。
複雑さや注意点もありますが、保険商品としては優秀ですし、資産運用も兼ねた金融ポートフォリオのひとつとして考えれば、ユニットリンクは悪い商品ではなく、むしろオススメしたい商品のひとつでもあります。