住友生命のライブワンの見直しで保険迷子にならないための解決策
目次
住友生命ライブワンを見直しする難しさ
今まで住友生命のライブワンについて多く記事を書いてきましたが、加入している人にとって気になるのは住友生命ライブワンを見直しすべきかどうかでしょう。
ライブワンは特にアカウント型と呼ばれるマイナス金利にマッチしない保険の仕組みが軸になっている保険商品のため、全く貯蓄ができていなかった。という口コミや評判も散見され、私自身も色々な角度から勉強をしてみました。
今回は住友生命のライブワンの見直しについて、詳しくアップデートしたお話をしていきます。
住友生命の『ライブワン』酷評を見て即解約は即撤回
偶然ですが、ライブワンの酷評を見て、次々とライブワンについて検索している方がこの記事に出会ったならば、少し深呼吸をしていただきたいです。
ライブワンという住友生命の商品が『悪』という訳ではありません。
更新型というもので若いときに、『訳もわからず加入した』という方が一番危険なのです。
そのことを踏まえて今回の記事を読み進めてもらいたいと思います。
住友生命のライブワンの証券で確認、全期型か更新型
まず住友生命のライブワンの簡単なおさらいとして保障期間を全期型か更新型か選ぶことのできる保険商品であることを確認していただきたいと思います。
全期型は保険料が定額であり、増減することはありませんが、一方で更新型は更新の都度、保険加入者の年齢が上がるため保険料が上がっていきます。
ライブワン自体の商品は酷評は多いですが、商品の構成としては非常に充実した保険設計をすることが可能です。
もちろん、スミセイのセールスがすべての特徴を掴みきれないほど、特約数が多いのも特徴の一つです。
全期型の高額保険、しかし払える方は見直しをするだけで良い
私は一般的な所得なので正直、ライブワンの保険設計で全期型を選択すると保険料を払うために、副業をしなければならなくなりそうなので、加入はしていません。
しかし、経済的に余裕がある方・高収入なお仕事をされている方で、ライブワンの保険料が経済的負担なく払えるならば、より充実した保険内容にするための見直しだけを定期的に行うことをおすすめします。
具体的には特約の付加が見直しのポイント
ライフスタイルや生活環境を日々変化すると言えるため、住友生命のライブワンに関わらず、保障内容は一定期間経ったら見直しをすべきでしょう。
もちろん年齢を重ねるごとに身体の変化も実感するでしょう。
そんな中で、年齢を重ねてきたからこそわかってきた『自分のリスク』というのを活かして、適宜特約の変更として保険のアップデートができれば、住友生命のライブワンの全期型は優れていると言えます。
更新型のライブワンに加入していた場合のやるべきこと
住友生命の更新型ライブワンに加入している方が、まずやるべきことは全ての生命保険の証券をかき集めることです。
生命保険は一世帯あたり3.8件の保険商品に加入しています。
その中で、起こりやすいのが保障の『重複』です。
特にライブワンの更新型は特約の数が多いため重複が非常に起こりやすい商品です。
保険証券をならべて同じような特約を付加してしまっている場合は特約をまず整理して解約していくべきです。
住友生命のライブワンの保険の転換と解約はデメリットも大きい
確かに更新ごとに保険料が上がれば、生活環境の変化等で保険料が払えなくなってしまう可能性は大いにあります。
その中で、『転換と解約』という選択肢もお伝えしておきます。
保険の転換とは
転換とは現在加入中の保険を解約して新しい保険に入り直すことです。
保険の解約とは
解約は、現在加入中の保険を解約して代替の保険に加入しないことです。
保険の転換と解約は慎重に
この転換と解約については、非常にジャッジが難しいですが、個人だけの判断で動いてしまうことにもリスクは増えると言えます。
転換の際に、ライブワンは少なくとも積立金が更に値崩れをします。
そして解約にも共通しますが、解約して受け取った解約返戻金には税金(所得税)が掛かるため更に、資産を目減りさせてしまうことになります。
20代のうちに加入して10年ほどの加入期間であれば、住友生命ライブワンの見直しは『転換』でも良いかもしれませんが、現在の年齢に合わせて中立の立場のファイナンシャルプランナーなどの相談も必要だと言えます。
住友生命のライブワンは解約だけが良い見直しではない
住友生命のライブワンは様々なサイトで酷評が多いので、解約したくなる気持ちも湧いてくると思います。
しかし、早とちりすると自分でコツコツ積み立ててきたものを失うリスクと、将来的に不要に多く支出を増やしてしまう可能性もあります。
アカウント型の保険に加入している方は他の保険代理店などに保険の見直し相談に行くと、どれもが安く見えて、セールスも勧めやすいため『結局どうしたら良いんだ』となってしまう『保険迷子』になるので、まずは自分の今の状態を客観視してもらってから保険を見直しするべきです。