明治安田生命ライフアカウントLAの評判が悪い理由は複雑で保険料が高いから
目次
明治安田生命のライフアカウントLAの評判はあまり良くない
明治安田生命のライフアカウントLAは顧客や保険のプロからも評判はあまり良くありません。
理由は、その商品内容の分かりにくさと保険料の高さが原因で、
保険に関する雑誌や書籍を見ても、評価はあまり芳しくなく、中には「最悪」だという評価を下している方もいます。
なぜ、ライフアカウントLAがこのような商品内容なのか、それは明治安田生命のビジネスモデルに理由がありました。
なぜ明治安田生命はライフアカウントLAを分かりにくく評判を落としたのか
なぜ明治安田生命はライフアカウントLAの内容をわかりにくくしたのかというと、営業職員チャネルというビジネスモデルを成り立たせるためです。
それは、営業職員の存在がないと、契約者が理解、管理できないような内容の保険を販売することにより、営業職員という存在に付加価値を与えています。
そして、営業職員を雇用する人件費に莫大なコストがかかるため、必然的に保険料が高くなります。
もちろんこれらは悪いことではなく、明治安田生命は営業職員だけで、全国で30,000人以上在籍しているため、それだけ雇用を生み出していると言えます。
評判が悪い明治安田生命のライフアカウントLAはどんな内容なの?
では、そのライフアカウントLAの保障内容ですが、基本的に主契約と特約に分かれています。
主契約部分はアカウントと言われており、毎月一定額を積み立てることにより、後々、終身の死亡保険に変更できたり、積み立て部分を取り崩すことにより、保険料の負担を抑えることもできます。
特約は、様々な保障を準備することができ、死亡保障や、医療保障、がんなどの重大疾病保障など、様々な保障を準備することができます。
特約は入院治療保障特約というのを付加することにより、入院治療を受けた際の自己負担分を全て保障してくれるようにできたり、他の特約にもがん給付や重大疾病の給付を受けても死亡保障は減額されないなどの特徴があり、
これらを組み合わせることにより、自分に合った保障を準備することができることがこの保険の特徴です。
ライフアカウントLAは仕組みがとにかく複雑
ライフアカウントLAは主契約や特約をいろいろ組み合わせることにより、結果的に保障内容が自分では把握できないほど分かりにくいものとなってしまいます。
また、主契約のアカウント部分の仕組みが一般の顧客にはあまり理解しやすい内容ではないことも商品を分かりにくくする要因となっています。
LAのようなアカウント型の保険は、他の保険会社の主力であった定期付終身保険とは似て非なる存在です。
定期付終身保険は主契約が終身保険そのものであることに対して、LA主契約に毎月一定額を積み立てることにより、その積み立てた額を原資として、終身保険を購入するという保険です。
しかし、実際はアカウント型に貯められる額は少しずつしか貯められないケースが多く、
貯まったものも保険料が上がる更新のタイミングで取り崩されることが多いため、満足な終身保障を準備できない可能性が非常に高いです。
評判が悪い明治安田生命のライフアカウントLAに加入している人はどうしたらいいの?
現在明治安田生命のライフアカウントLAに加入している方は、今一度、どの保障にいくら掛け金を支払っているのか確認頂き、そして保障内容を全て理解できるかも合わせて確認してみてください。
これらがよくわからない場合は、担当の営業職員に今一度保障内容を説明してもらうか、自分でネットで調べて確認をしていただき、本当にその保障にこの保険料を払う価値があるのかをしっかり考えてみましょう。
よくわからないものに毎月お金を払うことほど怖いことはありません。
ちなみに、営業職員の訪問を希望される場合は、その時に「ベストスタイル」という現在の明治安田生命の主力商品の説明も間違いなくされることになりますが、
違いは付加できる特約の種類とアカウント部分が特約に変わったという点くらいで、内容が複雑であるということに変わりはありません。
もし保険料の負担を抑えたいのであれば、思いきってLAを解約し、死亡保障、入院保障、がんなどの重大な疾病の保障をそれぞれ別々の保険で加入し直した方が、保険料が安くなる可能性が高いです。
明治安田生命のライフアカウントLAの評判まとめ
以上のように明治安田生命のライフアカウントLAの評判はあまり良くありません。
現在加入されている方は、保障内容に必要性を感じなかったり、よく理解できない場合は、この際きっぱりと解約を検討されても良いかと思います。
もちろん、ライフアカウントLAに加入することにより、保障範囲は幅広くなり、営業職員のアフターフォローも受けることができるなどメリットも存在しますので、
自分が何を重視して保険を選びたいかをこれを期にしっかり考えてみられてはいかがでしょうか?