2018年の日本生命個人年金の利率は配当金を含めば高いが一番ではない!
目次
2018年の日本生命の個人年金の利率はどうなのか
日本生命の個人年金の利率を実際に他社も比べながら見ていきたいと思います。
2018年現在の日本生命の年金の将来受け取り額は2017年から変わっておりませんので年齢、性別によっても変わってきますが、単純受取額だけを見ると、約103%~105%です。
返戻率だけで見ると大した事はありませんが、ここに*配当金を含めると120%〜の返戻率を誇ります。
ただ、配当金は確実な金額ではない為、注意が必要です。
*配当金とは?・・・日本生命が毎年儲けた金額を契約者様に返還されたもの。設計書等には提案された年の率が載っているがその金額は確定されたものではないことに要注意。日本生命が利益が無かったり少なかったりすると、配当金の金額は非常に少なくなる可能性有り。
日本生命の個人年金の利率は他社と比べるとどうなのか
日本生命の個人年金の利率が配当金をのぞいて105%の返戻率だとします。
他社の個人年金は一体どれほどの返戻率なのでしょうか?2018年度の利率で何社か参考にして参ります。
マニュライフ生命の「こだわり個人年金(外貨建て)」の場合
マニュライフ生命の「こだわり個人年金(外貨建て)」はあくまで外貨建ての商品なので、為替リスクがあるので一概に1番いいとは言えませんが、返戻率は非常に高い商品です。
約108%〜160%の間で変動し、108%は20歳加入で最低利率で回った場合の返戻率なので、すでに日本生命は負けています。
少しでも利率が好転していけば160%もありえる凄い商品です。
住友生命の「たのしみワンダフル」の場合
住友生命の「たのしみワンダフル」は、大手保険会社の中で純粋に返戻率が高いのでご紹介します。
20歳の加入で、約108%の返戻率を誇ります。
日本の大手の保険会社に比べるとやや高い返戻率になっています。
明治安田生命の「虹色きっぷ」の場合
明治安田生命の「虹色きっぷ」は 25歳加入で約106%の返戻率を誇ります。
日本の大手保険会社の中で住友生命に次いで2番目の返戻率を誇っています。
日本生命に比べて約1%の高い返戻率です。
日本生命の個人年金の利率は他社と比べてよくない?
日本生命の個人年金の利率、つまり最終の返戻率が105%とする中で他社と比べて良くないように見えます。
しかしながら、はっきり言いますと本当に大差ありません。
現在は上記に紹介下以外の保険会社にも年金保険を準備している会社がありますが、どこも100%〜108%がいいところです。
ご加入される年齢によっては逆転する事もありえます。
日本生命の個人年金は利率だけを見るべきではない
日本生命の個人年金を利率だけで選ぶと、選ばれる事はありません。
しかしながら、企業体質や資産保有状況をみて将来の企業の状況を見る事も重要です。
その側面から見ると、日本生命はナンバー1企業です。
日本生命の個人年金利率まとめ
日本生命の個人年金の利率は、はっきり言うとよくありません。
ですが、安定して将来金額を減らさずに持ちたいという方にはおすすめです。
ただこれは日本生命だけではなく、上記で紹介した住友生命、明治安田生命にも同じ事が言えます。
絶対とは言いませんが、他の会社に比べると将来もつぶれる心配や合併の心配があまりありません。
返戻率で見る方に日本生命の個人年金は絶対にお勧めできませんので、マニュライフ生命の保険を検討する事をお勧めします。