フコクしんらい生命と富国生命の違いとは!?会社や商品ごとに比較してみた

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

フコクしんらい生命と富国生命の違いとは!?会社や商品ごとに比較してみた

   

フコクしんらい生命と富国生命の違い

フコクしんらい生命と富国生命の違いは、取扱う保険商品の内容や代理店に違いがあります。

簡単に言いますと、フコクしんらい生命の窓口は、金融機関や損害保険の代理店が主に取り扱っています。

これに対し、富国生命は各地区に支社を設置し、そこに所属するセールスレディを通して取り扱いをしています。

今回は、フコクしんらい生命と富国生命の取り扱い商品をご紹介し、簡単に保険商品についてお話していきます。

フコクしんらい生命と富国生命は取扱う具体的な窓口や代理店

フコクしんらい生命の取扱い窓口は「信用金庫」「東北銀行」「第一勧業信用組合」などであり、加入するにはこれらの代理店を通して契約することになります。

そして富国生命は各地方にある「代理店」や「イオン保険サービス」の窓口などで相談や申し込みができます。

このように「フコク」という同じ名前で保険を取扱いしていますが、申し込み窓口がまったく違いますので、加入する際などは一度お客様センターなどで確認をし、申込することをおすすめします。

フコクしんらい生命取扱い商品

フコクしんらい生命の取扱い商品は、「終身保険」「定期保険」「個人年金保険」「こども保険」「医療保険」があり、特に子供の教育資金や収入保障保険、終身保険は人気の商品です。

○フコクしんらい生命「成長樹」

フコクしんらい生命の「成長樹」は、いわゆる学資保険であり、子供の教育資金を積み立てできる商品です。

大学入学の資金だけでなく、小学校や中学校、高校などの入学時にも祝い金を受け取ることができ、死亡保障も受けることができます。

【契約例】

受け取れる保険金金額
災害死亡保険金200万円
小学校入学祝金20万円
中学校入学祝金30万円
高校入学祝金50万円
大学入学祝金100万円

○フコクしんらい生命「低解約返戻金型収入保障保険」

フコクしんらい生命の「低解約返戻型収入保障保険」は、被保険者に万が一のことがあった場合に、給料のように毎月保険金を受け取ることができる商品です。

この商品の最大の特徴は、掛け捨てが多い収入保険において、解約返戻金があることであり、返戻率も高いです。

そのため、急にお金が必要となった場合には、解約をしてその時点の返戻金を全額もらうこともできますし、減額して一部だけをもらうこともできます。

また、収入保障保険は契約年数が経つにつれて保険金額が減少していく商品であり、合理的に必要な保障を受けつつ、格安な保険料で加入することができます。

【契約例】

契約年齢性別保険払込期間・年金支払満了日低解約返戻金期間低解約返戻金割合
30歳男性60歳満了60歳満了70%
最低支払保証期間1年年金月額20万円満期給付金支払特則なし口座振替月払保険料5,780円

※被保険者が亡くなったとき、年金支払満了日まで毎月20万円が支払われます。

○フコクしんらい生命「5年ごと利差配当付低解約返戻金型終身保険(15年払込満了プラン)」

フコクしんらい生命の「5年ごと利差配当付低解約返戻金型終身保険(15年払込満了プラン)」は、一生涯続く死亡保障を保障する商品です。

この商品は保険料の払込期間が短いことが特徴であり、保険料の払込が終了すると通常の料率で解約返戻金が増えていきます。

そのため、解約返戻金の戻り率も高く、貯蓄性も兼ね備えた商品であると言えます。

【契約例】

契約年齢性別保険期間保険金額低解約返戻金割合保険料払込期間
30歳男性終身500万円70%15年間

※45歳時解約返戻金は、約491.7万円(解約返戻金率:約94.9%)で、60歳時の解約返戻金は、約494.8万円(解約返戻金率:95.5%)になります。

富国生命取扱い商品

富国生命の取扱い商品は「複合型保障」「学資保険」「医療保険・がん保険」「個人年金保険」「定期保険」「経営者向け定期保険」があり、フコクしんらい生命の保険とは保障内容が違っていたり、保険取扱い商品も違います。

また、フコクしんらい生命の人気がある保険を富国生命と同じような保険内容を例に挙げて比較してみますね。

○フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」

学資保険であるフコク生命の「みらいのつばさ」は、フコクしんらい生命でいうところの「成長樹」です。

教育資金ですので、どちらの方が戻ってくるお金が多いのかが一番気になります。

比べてみますと、「成長樹」は契約者(親)が亡くなった場合の養育年金も保障していることから、戻り率は78.8%と低く、貯蓄性というよりは保障を重視した商品内容となっています。

これに対して「みらいのつばさ」は、貯蓄性を重視していることから、戻り率が104.7%と高いです。

保障内容に違いがあり、純粋な比較はできませんが、学資保険本来の目的である教育資金の貯蓄で考えると富国生命の「みらいのつばさ」の方がおすすめです。

【契約例】

契約年齢性別満期保険金額保険期間保険料兄弟割引
30歳男性100万円22歳満期15,186円なし
被保険者保険料払込期間払込保険料総額
0歳の子供11歳まで2,004,552円

※また、210万円コースで受取総額2,100,000円になり、戻り率は約104.7%になります。

○フコク生命の「未来のとびら」特約組立型総合保険

フコク生命の「未来のとびら」特約組立型総合保険は、保険には珍しい「主契約」がなく、必要な「特約」だけを組み合わせて契約する商品です。

特約にはさまざまな種類があり、死亡保障や病気・ケガ、介護などの中から自分だけの保険を作ることができます。

こちらに関しては、フコクしんらい生命にはない商品ですので比べることはできませんが、「無駄な保障にお金をかけたくない」「本当に必要な保障だけが欲しい」という考えを持つ方におすすめの商品です。

【契約例】

子育て(前期) 保険金額割引・保険料額割引適用
契約年齢性別保険料保険期間
30歳男性17,217円(月払)15年
女性17,736円(月払)
子育て(後期) 保険金額割引・保険料額割引適用
契約年齢性別保険料保険期間付加特約
40歳男性22,220円(月払)15年収入保障特約(逓減型 55歳満期)
女性20,801円(月払)

契約者の口コミや評判はどうなの!?

実際に、フコクしんらい生命と富国生命を契約している人はどのような口コミをして、評判はどうなのでしょうか。

まず、フコクしんらい生命への口コミには、「貯蓄商品ならフコクしんらいが良い」「返戻率が高い」などというように、評判は全体的に良いです。

次に、富国生命への口コミには、「国内生保会社のため安心できる」「唯一兄弟割りがあるためおすすめ」などというように、商品に対しては評判が良いものの、セールスレディの強引な勧誘などがあるため、評判はまずますといったところです。

フコクしんらい生命と富国生命の違いとは!?のまとめ

フコクしんらい生命と富国生命の違いは、取扱う保険商品の保障内容や取扱窓口が違うということが大きな違いです。

どちらも「フコク」となっていますので同じ会社であると思いがちですが、まったく違う会社であるということを覚えておくようにしましょう。

そのうえで、自分に合った保険はどちらにあるのかを考え、より良い商品を契約するようにしましょう。

また、口コミや評判はあまり良くない富国生命ですが、あくまでも他社の意見であり、実際に自分に当てはまるわけではありません。

大事なのは、自分が本当に必要な保障や貯蓄額などをきちんと考え、流れで契約しないように何度も担当者と相談することですので、強引な勧誘にあったとしても自分が納得するまでは契約しないようにすることです。

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