否定的な評判が多いメディケア生命のメディフィットリターンだが…

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否定的な評判が多いメディケア生命のメディフィットリターンだが…

   

メディケア生命のメディフィットリターンの評判

メディケア生命のメディフィットリターンは、支払った保険料が将来戻ってくるタイプの医療保険の1つですが、ネット上ではその評判は悪く、否定的な意見が多数見られます。

しかし、個人的には、東京海上日動あんしん生命の「メディカルキットR」とともに、リターン型の医療保険としては双璧をなすほどの優れた商品性だと感じており、積極的に検討したい医療保険の1つであると捉えています。

メディフィットリターンの商品性について解説し、その商品性について見てみたいと思います。

メディフィットリターンの商品性について

最大の特徴は、健康還付給付特則を付加することにより「主契約分」の保険料が将来戻ってくる仕組みであり、加入時に健康還付給付割合を「100%」もしくは「105%」どちらかを選択することになります。

「100%」を選択した場合は、主契約の保険料相当額分の金額が還付金として戻ってくることになり、「105%」選択した場合には、主契約の保険料総額分の5%上乗せされた金額が還付金として戻ってきます。(支払った主契約分の保険料以上の金額が戻ってくることになります。)

保険期間中に医療保険を使って給付金を受け取った場合には、その給付金分が還付金から差し引かれることになりますが、「105%」を選択していた場合の上乗せ「5%」の取り扱いは、主契約の保険料相当分から給付金分を差し引いた金額に対してではなく、実際に支払った主契約の保険料相当分に対しての5%の上乗せとなります。

次に、具体的な保障内容について見ていきます。

主契約の保障内容

メディフィットリターンの主契約の保障内容は、「入院給付金」「手術給付金」「放射線治療・骨髄移植術給付金」の3つから成り立っています。

入院給付金に関しては、1回の入院の支払限度は「60日」となっており、7大生活習慣病(がん・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・子血圧性疾患・腎疾患・肝疾患)による入院の場合は「120日」に延長、3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)による入院の場合は「日数無制限」となります。

手術給付金に関しては、術式に応じて「入院給付金額の10倍~40倍」の保障(外来手術の場合は5倍)となっており、公的医療保険制度対象手術を保障しています。

その他として、病気による骨髄移植術の保障として「入院給付金の10倍」が、放射線治療時には「グレイ数」による制限なしで「入院給付金の10倍」が、それぞれ保障されています。

豊富な特約

健康還付金の対象とはなりませんが、メディフィットリターンには豊富な特約が準備されています。

リターン型の医療保険で付加されることが多い特約としては「先進医療特約」が挙げられますが、不安な保障に対して手厚い保障も選択することができます。

  • 先進医療特約
  • 入院一時給付特約
  • 退院治療特約
  • 7大生活習慣病入院特約
  • 女性医療特約
  • 女性疾病入院特約
  • 抗がん剤治療特約
  • がん診断特約
  • 3大疾病保障特

健康還付給付割合「105%」の存在価値

健康還付給付割合には、支払った保険料以上の還付金を受け取ることができる「105%」を選択することができますが、この「105%」というのは、単純に「利益を出す」ためのものではありません。

メディフィットリターンは、特約保険料分は還付されないため、付加した特約によっては支払った保険料よりも還付金のほうが少なくなってしまい、「損」を感じることになります。

そこで、健康還付給付割合を「105%」で設定しておけば、還付されない特約保険料分の実質的な負担を「軽減」させる効果を持たせることができます。

メディケア生命のメディフィットリターンの保険料シミュレーション

メディフィットリターンの保険料は契約年齢30歳男性、医療終身保険(無解約返戻金型)健康還付給付特則適用で、健康還付給付割合105%、健康還付給付金支払年齢65歳でシミュレーションしたところ、月払保険料は8,060円になりました。

これは、65歳時点で一切の給付を受けていない場合には支払った保険料(8,060円×12か月×35年=3,385,200円)の105%である3,554,460円が受け取れることになります。

仮に給付を30万円ほど受けている場合でも、保険料払込金額にまるまる1.05倍できるため、健康還付給付金額は3,254,460円になるので、仮に給付を受けてしまっても105%を受け取れることになるんですね。

メディフィットリターンのデメリット

メディフィットリターンのデメリットとしては、掛け捨て型の医療保険と比べると、保険料が割高になっているというのは、ここで言うまでもなくどのサイトでも紹介しているデメリットです。

また、健康還付給付がなされる年齢前までに「解約」や「死亡」してしまった場合には、支払ってきた保険料分は還付されず、その時点での解約返戻金相当額程度しか戻ってこないこともデメリットとして挙げられます。

また、健康還付金を受け取った以降も医療保険を続けるためには、依然として割高な保険料を支払っていく必要がある点もあるでしょう。

これらのデメリットは、メディフィットリターンを推奨する私であっても、至極当然なものであり、注意しなければならないと思っています。

批判的な論調に対して

メディフィットリターンという商品を、「金融商品」として捉えるのか、「必要経費」として捉えるのかで、この仕組みに対しての評価は完全に2分されるでしょう。

「インフレを考慮していない」「利息の付かない定期預金」、ネット上ではこの商品に対して様々な批判的意見があふれています。

私は、医療保険にかかる保険料は、自身に必要なための「必要経費」であると考えています。

健康還付金がインフレにより相対的な価値が低くなったとしても、利息が付かない金融商品だったとしても、その経費が「全部」還ってくるならば、私は大歓迎です。

医療保険に対して求めることの価値観の違いで、良いとも言えるし、悪いとも言えるのではないでしょうか?

否定的な評判が多いメディケア生命のメディフィットリターンだが…のまとめ

3大疾病による入院日数無制限が主契約に組み込まれている点、手術給付金も術式に応じて手広く保障している点などは、東京海上日動あんしん生命のメディカルキットRにはない仕組みであり、個人的にも魅力を感じる部分ではあります。

一方、メディカルキットRには「三大疾病による保険料払込免除」の仕組みを付けることができるようになった点を考えると、完全にメディフィットリターンに軍配が上がるとも言えません。

リターン型の医療保険を例えると、契約期間が非常に長いというデメリットがありますが、月極駐車場の契約が終了した段階で今まで支払ってきた料金が戻ってくるような仕組みの商品です。

支払った保険料以上に給付金を受け取ることができる状況であれば医療保険に加入していた価値があると言えますし、支払った保険料よりも還付金が少なくとも、最低限支払った保険料が戻ってくる仕組み。

私は魅力に感じます。

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