ドルスマートを解約する時の気をつけるべき注意点と具体的な解約方法

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

ドルスマートを解約する時の気をつけるべき注意点と具体的な解約方法

   

ドルスマートを解約する時の気をつけるべき注意点と具体的な解約方法

メットライフ生命のドルスマートを解約したい場合、注意しなくてはいけない点があります。

保険に関する情報をネットなどで調べても商品内容や契約する時の注意点や評判ばかりで、解約する時の注意点はあまり情報がないと思うので今回この記事を書いてみました。

ドルスマートでお金を貯めよう!と思っていたのに解約することで思いがけず損をしてしまう事がないように気をつけるべきポイントと解約する為には具体的にどうすればいいのかまとめています。

ドルスマートに限らずドル建ての保険には共通する注意点もありますので、他の保険を契約している方にも参考にしていただけるかもしれません。

ドルスマートを解約する時の注意点とは?

ドルスマートを解約する時の気をつけるべき注意点は大きく分けて3つあり、「為替リスク」と「為替手数料」そして「解約控除」です。

為替リスク

まずは為替リスクですが、これはドルスマートに限らずドル建ての保険には必ず付いてまわるリスクといえます。

支払ったときの為替相場と受け取るときの為替相場によってメリットにもデメリットにもなりえる所ですが、為替相場が円高傾向のときは受け取れる円が少なくなり、相場が円安傾向のときは受け取る円が多くなります。

支払っている時よりも円高になった時は無理に解約せず、寝かせておくなど様子を見た方がいい時もあると思います。

為替手数料

次に為替手数料になりますが、為替手数料とは円をドルに変えたり、逆にドルを円に変えたりする際にかかる手数料の事で、保険会社によって金額に差があります。

ドルスマートを販売しているメットライフ生命の為替手数料は1ドル当たり50銭と、他の保険会社と比べると少し高めの設定になっています。

積立利率や為替相場を加味してプラスマイナス0だった場合、解約すると為替手数料分だけマイナスになってしまいますので注意しましょう。

解約控除

解約控除とは解約時や減額時に負担する費用の事で、契約してから10年間は経過期間に応じて積立金から控除するものです。

ドルスマートにおいて解約控除が適用される控除率を表にまとめました。

経過年数解約控除率
1年未満10.0%
1年以上2年未満9.0%
2年以上3年未満8.0%
3年以上4年未満7.0%
4年以上5年未満6.0%
5年以上6年未満5.0%
6年以上7年未満4.0%
7年以上8年未満3.0%
8年以上9年未満2.0%
9年以上10年未満1.0%
10年以上0%

契約してからかなり早い段階で解約すると最大で10%も控除されてしまうので要注意です。

このルールがあるので最低でも10年以上の期間は契約を続けたほうがいいでしょう。

ドルスマートを解約する前に気をつけるべき注意点はデメリットにもなり得るため十分に気を付けていただきたい点です。

ドルスマートの具体的な解約方法

続いてドルスマートを解約する場合に具体的な方法についてお伝えしていきます。

解約手続きは必ず書類にサインをしなくてはいけないので解約手続きの書類を取り寄せなくてはいけません。

その際の連絡先は大きく分けて2ヶ所あり、コールセンターか契約した代理店になります。

コールセンターの場合、加入した経路や保険種類によって連絡先が異なります。

保険にご加入のお客さま(年金保険・金融機関窓口からご加入のご契約を除く)

連絡先:0120-881-796(月~金 9:00~20:00 土 9:00~18:00 日・祝日・年末年始休み)

コンサルタント社員や保険代理店から年金保険にご加入のお客さま

連絡先:0120-313-370(月~金 9:00~18:00 土・日・祝日・年末年始休み)

金融機関窓口でご加入のお客さま

連絡先:0120-056-076(月~金 9:00~18:00 土・日・祝日・年末年始休み)

届いた書類に署名捺印をし、解約の意思表示として添付書類(身分証明書のコピー、保険証券、印鑑証明のどれか)と一緒に返送すれば数日で解約手続きが完了します。

ドルスマートを解約する時の注意点と方法のまとめ

ドルスマートは為替の影響を大きく受ける保険ですので、口コミのように良い時ばかりとは言えない商品です。

ただそれを補うだけのメリットがある商品なのでこれだけ人気が出ているのだと思います。

今回お伝えしたポイントをしっかりとおさえて、契約や解約のタイミングを見極めていきましょう。

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