マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険の評判は?複雑な仕組みを解説!
目次
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険の評判
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険は、外貨建てで運用性が高く元本保証もあるため、保険というよりも資産形成の一部分を担う商品として人気も高く個人的には評判が挙がっても良いと思いますが、仕組みが複雑で理解しにくい面もあります。
そこで今回は、マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険の評判と商品の仕組みについて分かりやすく解説していきますので、興味のある方は是非参考にしてみてください。
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険の特徴
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険は、保険料を定額部分と変額部分に分け、外貨建て(米ドルか豪ドル)で運用する一時払終身保険です。
この保険の特徴は、保険料を定額部分と変額部分に分けて運用できる点にあります。
2つに分けて運用することで、定額部分で一時払い保険料の最低保証割合を担保でき、変額部分では運用成果を期待することができます。(詳しくはマニュライフ生命の運用レポートやユニットプライスをご覧ください。)
未来を楽しむ終身保険のニーズに合わせた2つのタイプ
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険は、ニーズに合わせて「目標達成タイプ」と「定期引き出しタイプ」の2種類から選択することが可能です。
目標達成タイプ
日本円で定めた目標金額へ運用益が達した際に運用成果を確保できるタイプです。
契約時に110%,120%,130%,140%,150%,200%のいずれかの円建ての目標値を選択し、目標額に到達した時点で運用を終了し自動的に円建ての終身保険へ移行するもので、運用期間は10年または15年です。
定期引き出しタイプ
外貨建てで運用益を確保しつつ、変額部分の運用成果に応じて一定金額の「定期引出金」が支払われるタイプで、運用期間は15年です。
また、どちらも運用成果にかかわらず、死亡保険金は基本保険金額(契約通貨)を100%保証しています。
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険の3つのリスク
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険には3つのリスクがあります。
解約のリスク
短期間で解約をすると解約控除というものがかかり、解約返戻金額が払い込んだ保険料を下回るリスクがあります。
運用リスク
投資リスクがあるため、積立金額および解約返戻金額が払い込んだ保険料を下回ることがあり、損失が生じる恐れがあります。
為替リスク
為替変動が生じて損失が出ると、払い込んだ保険料よりも戻ってくる金額が少なくなる可能性があります。
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険の評判
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家にはあまり人気がありません。
というのも、この商品は2015年11月(3年前)に販売した商品で、運用実績も短くパンフレットに記載されている運用リポートもシュミレーションの数字であるため、不透明に感じるようです。
また、保険料を定額部分と変額部分に分けているところも一般の人には複雑に感じられるため、内容をよく理解できる人でないと契約を薦められないこともあるでしょう。
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険のまとめ
保険は、本来の目的とは異なった「投資」の部分を強引に組み込むと、消費者にとって不利になりかねない商品になってしまっていますが、未来を楽しむ終身保険は元本保証があります。
手数料を考えると個人で投資したほうが利率が良くなるという方もいると思いますが、投資に興味はあるけれど、よくわからないのでプロに任せたい、かつ万が一の保障も確保したいという方には、まず第一歩として始めるには良い商品だと思います。
その他、マニュライフ生命では銀行窓口をはじめ「未来につなげる終身保険」など多くの商品を販売しているので、ご自身の要望に沿った希望の商品に巡り合うことを祈っています。