第一生命の保険勧誘の評判が悪い理由を元セールスレディに聞く!実際の口コミも
目次
第一生命の評判が悪い理由
国内生命保険会社の中でも第一生命の保険勧誘はずば抜けて悪いと言ってもいいでしょう。
その理由は営業員の育成がしっかりとできていないのが一番にあります。
それ以外にも営業員の採用についての問題や、会社ぐるみのイベントの勧誘、契約ノルマと言っていいほどの給与形態が営業員の保険勧誘の評判に繋がっていると思います。
そして営業員の問題以外にも保険料が圧倒的に他社より高いという問題があります。
では、実際にアンケートを採った第一生命の評判を中心として評判の悪い営業員の問題と保険料の問題について、第一生命の元セールスレディに聞くことができたので詳しく説明したいと思います。
第一生命の実際の悪い評判
先日、アンケートを採ったところ、第一生命の悪い評判として、いきなり勧誘されるというものがあるようです。
勧誘を受けた人の主観であるため、事実とは異なる可能性があると思いますが、実際の口コミとして悪い評判をどうぞご覧ください。
現在の保険加入時には終身の年金特約が付けられるからジャストはとてもいい保険だと説明していたのに、見直し時には全く内容の違う保険を進めてきて、加入者に見合った内容ではなく、今売りたいものを売っているだけなのかなと言う印象を受けました。
それまで加入していた保険の見直しの打診を受けて、勧誘を受けたこと自体には悪い印象は持ちませんでした。
勧めてきた商品に魅力も感じなかったし、営業員にも不信感を持ったため、保険の提案は断りました。(30代・女性)
電話やメールなどで話していた内容と実際に持ってきた提案者の内容に相違があれば、やはり第一生命でなくとも不信感を持ってしまいますよね。
確かに保険だけに限らず、新車購入時にこちらの要望とは違うオプションを付けられると「あれ?」と思うところがあるのと一緒で、もしも不信感を持ったらきちんと内容を聞いたり、きっぱりと断れるようにしましょう。
ショッピングモールへ買い物に行っただけなのにしつこく勧誘されて、良い気分では無かった。
不要と伝えたが、「いま加入している保険って、勧められたまま入っていますよね?」と質問された。
そんな事はなくきちんと考えて加入しているものなので気分が良く無かった。
TVCMでは健康診断を提出するだけで安くなるみたいなCMなので、面白い保険だなと思ったが、しつこい勧誘のせいで印象が最悪になった。(20代・女性)
イオンモール内などに第一生命ほけんショップというところがあるので、そちらで勧誘を受けたようですね。
確かに第一生命ではないですが、ショッピングモールに入っている保険ショップは、店頭に風船など子供が好きそうなものを並べていて、子供が近寄ってくるのを餌?に勧誘しているのをよく見かけます。
ただ買い物をしたいだけの気分の時に保険の勧誘を受けるとそれだけでどっと疲れが出てしまいますよね。
不要だと言ってもしつこく出待ちまでしてきてイラっとしたので、断りました。(30代・女性)
この方の口コミは、結構壮絶なものを感じます。。
営業員の方も必死だったのでしょうが、このようなやり方では到底契約まで結びつけることが難しく感じますね。
商品ではなくてアンケートに答えてほしいという内容で、そこからオススメ商品を案内したいということだった。
必要ないというのに、アンケートだけだから?としつこく言われた。
アンケートに答えたら絶対に勧誘がひどくなると思ったから断った。(20代・女性)
公園で遊んでいる時というのも、リラックスしている状態から勧誘を受けると印象は悪いですよね。
確かに子連れですとお子さんのために保険を見直さなければならないタイミングになりますが、初対面の人にいきなりアンケートといって個人情報を教えるのは怖いです。
受動的な保険勧誘は良い印象を持ちませんね。
いきなり自宅に訪問され、あれこれ質問してきたくせに、持病持ちと聞いた途端、そさくさ帰って行きました。
イメージが悪くなり、TVCMを観ると嫌な気分になりました。(40代・女性)
確かに持病がある場合は通常の保険契約を断られることがあります。
しかし、人として、持病があるからと態度を変えるのはいかがなものかと思いますよね。
個人の対応で会社全体のイメージが悪くなるという良い例だと思います。
商品説明が殆どできない外交員を担当にさせられて不快感しかありません。
保険会社への不信感から契約には至りませんでした。
広告費を社員教育に使うべきだと思います。(50代・女性)
先ほどお話したように、第一生命では営業員の教育がしっかりされていないために、こういう不信感を持ってしまうお客様もいらっしゃいますよね。
テレビCMやディズニーのオフィシャルスポンサーにお金をかけるくらいならば社員教員をしっかりしてくれ!と思うのは至極当たり前のことだと思いました。
興味もないのに休み時間に個人情報を聞き出され、勧誘されて嫌だった。(20代・女性)
強引な勧誘で個人情報を聞き出され、収入までいきなり聞かれると良い印象を持ちませんね。
また、職場ということもあり、先輩も加入しているから!と結構強気で来る人もいるのでなかなか、横柄な態度だったのかもしれません。
やはり、全体的に悪い印象というのは営業員(セールスレディ)から始まっているみたいですね。
第一生命に良い評判はないの??
これだけ悪評が出てしまう、第一生命ですが、今でも長く残っている保険会社ということもあり、良い評判も何件か見ることができました。
もちろん、営業員の質次第という部分がありますが、こちらの良い評判も是非、一読してみてください。
私自身若かったので内容の良し悪しはわかりませんでしたが家族共々お世話になっているので悪いようにはならないだろうと思いました。
説明の際も契約の際も自宅に来てくれました。仕事が忙してあまり時間が取れないわたしに合わせて時間を作ってくれるのでとても助かります。
毎月の支払いは痛いけど将来のための投資だと思って契約しました。(30代・女性)
昔からの知り合いや親の知人であるということは、あまりにも不利な契約を持ち掛けないだろうという安心感が生まれると思います。
また、やり取りも知り合いであると保険金請求がスムーズであったりと気楽に行えるのが良い点ですね。
現在加入中との違い(特典含め)を分かりやすくまとめて説明があった。
見直す保険内容が精査したかった為、加入していない。(身内経験者への相談)(50代・男性)
職場の休憩時間などで面談できることはお忙しい男性の方にとっては非常にメリットになるのかもしれません。
会社に来ている営業の人から話を聞きました。仕事終わりに来てもらえたので都合が良かったです。
保険自体の説明だけではなくて、税金の控除の話も教えてくれたので参考になりました。また、今必要な保障がどれくらいかという点も参考になりました。(20代・女性)
昔ながらの知り合いだったり、会社に出入りしている営業員だと何かと時間の融通が利ける、信頼できるという部分で評判が高いようですね。
会社の規模として倒産のリスク等はあまりないと思いますので、そういう部分は第一生命が評価されるポイントなのかもしれません。
第一生命の営業員採用についての問題点
第一生命はハローワークのような求人募集の媒体に募集を出すことができません。
理由は採用してもすぐ辞めてしまうからだそうですが、ということはどうやって営業員を増やすのでしょうか。(すぐ辞めてしまう理由はまた説明します。)
現職営業員が街中で採用キャッチ活動をするか、保険営業活動中に偶然就職活動中のお客さんを見つけたら誘ったり、たとえ仕事を探していなくても、うまく勧誘をするかしかありません。
またハローワークから出てきた女性を保険の営業員に勧誘するというやり方もよく聞きますね。
なので、「第一生命で仕事がしたくて入社した」わけではなくて「営業員に勧められて、なんとなく入社した」の経緯の人がほとんどです。
採用集客のイベントなどもオフィスごとに行いますが、ほとんどが現職営業員に参加者を連れてこさせる営業員のノルマイベントです。
そして、その採用に関する活動はすべてボランティアなので、率先して採用活動するような営業員はきっといないでしょう。
第一生命の保険勧誘についての育成内容
そもそも第一生命では営業員の育成といっても、特別な育成はしていません。
商品説明のマニュアルなどの読み合わせなどはありますが、お客様へどのような説明をするかなどは、営業員が個々で考えます。
なので、「保険」を理解していないような新人営業員が急にお客様の元に訪問して営業するような事にもなります。
例外的に育成に力を入れているオフィスも
もちろん育成に力をいれているオフィスもあるようですが、基本的に新人を育成するのは、新人を採用した先輩営業員なんです。
「トレーナー」という育成担当者がいるオフィスもありますが、育成担当者(トレーナー)1人に対し、新人営業員が5人という割合です。
なので新人営業員が5人いなければ、トレーナーはオフィスに配属されません。
ただ育成に給料は発生しない
ようするに、1人2人の新人営業員しかいないオフィスは自力で勉強するか、先輩営業員が教えなければなりませんが、先輩営業員は新人育成しながら、自分の給与確保の為の契約を取らないといけません。
育成したからといって給与が増えるわけではないので、いわゆるボランティアになります。
結果、全員自分の給与の為に働いているわけですからボランティアに時間を費やしたくない営業員がほとんどの為、新人営業員が増えてもほったらかしな現状です。
客観的にみて、とても育成とは言えないでしょう。
第一生命の新人営業員がすぐ辞めてしまう理由
上記の説明でだいたいの現状が見えてきたと思いますが、ほとんどの人が自分から望んで入社したわけではないと言えます。
そんな人達がたいした研修もなしに急にお客様のところに行って契約を取ってこいと言われても困りますよね。
それに採用パンフレットには土日祝休みと記載があるのに実際はお客様が土日を希望するならば、土日に出勤しなくてはならないという現状のようです。
自分の希望条件に合わないのならば、辞める人が多いのも納得できます。
第一生命の保険料が高い理由とそれでも契約する理由
第一生命の契約者が保険を解約するときの理由の大半は他社よりも圧倒的に高い保険料です。
だからといって内容が他社より圧倒的に良いとも言えません。
新商品のジャストも悪い評判の元に?
しかも、2018年4月よりDAIGOさんがCMをしている「ジャスト」という商品も悪い評判を助長しているような気がします。
この保険は健康な人が加入するには今までよりも安くなる可能性が高いがありますが、少しでも持病があったり、通院歴があれば今までより保険料が高くなるか、条件付き契約になります。
「健康診断割引」と大々的にCMの裏には健康診断書を出すと高くなる可能性があるんです。
なのに、営業員は口をそろえて「今までより安くなりますよ」と勧誘をするんです。
新規契約のノルマのために
結果、高くなったり、条件がついたらうまいこと誤魔化して承諾させます。
要するに、営業員の営業トークに誤魔化されて契約するけど他社の営業員に説明を聞くと高いことに気がつき解約するという事です。
もちろん、他社より第一生命の保険の内容が良い時もあるので全てが全て悪いわけではありませんが、保険料が高い事実は変わらず、結果、保険商品の評判も悪くなってしまいます。
第一生命の評判が悪いのは育成できていない新人と保険料の高さが理由
第一生命にくるクレームの5割以上は入社5年未満の営業員に対して、解約する理由の大半は保険料の高さについてです。
上記でも説明しましたが、新人営業員の育成はしっかりできていません。
ろくに保険内容の説明もできない営業員がお客様の元に訪問したらクレームになるのが当たり前です。
そして、育成がしっかりできないせいで新人営業員はすぐ退社してしまいお客様の担当が頻繁に変わり、お客様への信頼も失ってしまっています。
こういった現状から第一生命への評判が悪くなっていっているようですが、この評判を変えるには、もう組織改革をするしかないのではないでしょうか。
お客様第一主義と掲げている第一生命の今後の課題だとも言えると思います。