かんぽ生命の評判は賛否両論!支持される理由と弱点とは

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子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

かんぽ生命の評判は賛否両論!支持される理由と弱点とは

   

かんぽ生命の評判って?お客様の評判は??

郵便局で取り扱っている生命保険である「かんぽ生命」と聞いてどのようなイメージを持たれているのでしょうか?

古くからある会社であり、ここ数年は営業員のノルマについてもメディアで言われてきています。

2019年6月頃から発覚している不適切な保険販売については非常に世間を驚かせ、2019年9月現在では新規保険商品の提案を中止しています。

今回は、かんぽ生命に対してどのような評判があるのか、実際に契約しているお客様やかんぽ生命で働いていた人から話を聞いた結果をまとめてご紹介します。

かんぽ生命は高齢者からの評判が良い

郵便局を利用している客層として多いのは、営業時間が平日の日中ということもあり、50歳以上が多いようです。

医療保険だけでなく養老保険や終身保険、年金保険など昔からかんぽ生命を利用している方の多くも中高年層になります。

生命保険は契約者と会社との長い付き合いになるので、あまり知名度がない会社であったりすると「つぶれてしまう」という不安があったり、外資系だと「日本から撤退するのでは?」するという意見が多いため、かんぽ生命(郵便局)のように地域に根差した保険会社を好む傾向にあるように感じます。

商品数もシンプルで決して保障金額は高いとは言えませんが、対面で簡単に加入できるという点で中高齢者からは人気があります。

確かに私の義父も旧簡易保険に入っていたのを思い出しました。

かんぽ生命は若年層からの評判はあまり良くない

先ほど、かんぽ生命は中高年層からは評判がよいと言いましたが若年層に関してはどうしょうか?

さまざまな生命保険会社についてインターネットで調べられ、さらには料金も比較できる時代であり、加入に関して対面をあえて避けて簡単に申し込めるメリットがある他社の保険が人気のようです。

学資保険などかんぽ生命の商品は貯蓄性があるタイプなので、その分掛け金が高くなってしまいます。

若年層には保険料が高いと生活の負担になってしまいますし、そこまで保険の必要性を感じている人は少ないでしょう。

かんぽ生命の弱点として、死亡保険金が絶対に付加されてしまうというところがありますので、独身者や死亡保険金よりも医療保障を重視されたいという方には不向きなのかもしれません。

実際のかんぽ生命に対する悪い評判の口コミ

先日、独自アンケートを行ったところ、かんぽ生命の勧誘手法に関して悪い評判が何個も目に留まりました。

私自身も経験したことがある勧誘手法でしたが、やはり、郵便局に用事があるため来店したのにも関わらず、『学資保険を提案された』『貯蓄型終身保険を提案された』などのものが多かったです。

30代女性:口座開設のために行ったのに子供が泣く中、10分以上も勧誘された

子供が生まれたため、郵便局に子供名義の銀行口座を開設しにいった時のことです。

出産祝い金を子供名義に貯金しようと本当に産後まもなく、郵便局に行ったところ、学資保険の勧誘を受けました。

心のゆとりが全くない時期だったので、正常な判断ができないからと何度も断っているのに、子供が10分以上も泣く中、説明を受ける羽目になりました。

最初は、いつかは学資保険を・・・と思っていましたので、資料だけもらって帰ろうと思いましたが、何度も引き留められたので嫌悪感がして、商品自体に興味がなくなってしまいました。

こちらの方は、産後すぐに行った郵便局で学資保険の勧誘を受けたようですね。

確かに、産後すぐは、どんな方でもホルモンバランスが乱れているため、あまり細かい情報を考えたりするのが大変な時期ってあります。

睡眠不足も加わることでゆっくりとした時間がないので、と断っているにも関わらずしつこく勧誘を受けると非常に嫌な印象になってしまいますよね。

40代女性:定期預金が満期になったからと保険を勧めてきた

定期預金の満期解約に行った時のことですが、しつこく何度も死亡保険やはじめのかんぽといった保険商品を提案されました。

定期預金自体は使い道が決まっていたため、断っているのに勧誘されて困りました。

担当してくれた局員さんが夫の知り合いだったので、無下にもできないと話を聞いていましたが、急いでいるのに帰らせてくれなくて非常に迷惑だったのを思い出します。

何度も死亡保険の話をされて、殺す気か!と思ったほどです。

こちらの方も、用事があって郵便局に行っただけなのにいろいろな保険商品を勧誘されて大変だったようです。

最後のフレーズはご本人が書かれていたのですが、それほど嫌な思いをしたのでしょうね。

確かに知り合いの方ですときつい対応をすると後々、面倒なことになりそう・・・と思って、断ることができないですよね。

ただ、やっぱりこういう時は「親戚が保険屋なもので~」というとかなりの退散効果がありますよ。

私自身、伯母が保険屋さんだったので、かんぽ生命の営業員にこのことをいったところ、反応がすぐに変わったのがわかりました。

30代女性:若い女性は貯金が難しいでしょと言われた

また、自分自身の経験で申し訳ないのですが、貯蓄型終身保険を提案してきた女性の局員さんが、「若い女性はこんな形じゃないとなかなか貯金も難しいでしょ?」といったことに少々、腹が立ちました。。

最初に勧誘を受けた時、死亡保障は最低限しか入っていなかったし、返戻率がまずまず(100%以上で有る)なら、リスク分散でかんぽ生命もいいかなぁーと話を聞いていましたが、この一言で即刻、検討不要案件になりましたね。。

かんぽ生命というより、この局員さんの対応がまずかったんですが・・・。

不適切な保険販売が明るみになった今では、加入しなくてよかったと心から思いました。

かんぽ生命の評判に関して現場社員はどう考えている??

実際のところ、かんぽ生命の商品を販売している社員は、お客様から寄せられるかんぽ生命の評判に対してどのように考えているのでしょうか?

元営業員だった方にお話を聞いたのですが、報道されている内容と少し異なる気がします。

以下、実際に聞いた内容です。

現在、郵便局にはノルマという名の目標がありますので、社員はかんぽ生命の商品を勧めてきます。

本当にかんぽ生命の商品が良いと思って勧めている社員もいますし、正直なところ目標があるから勧めているという社員もいるようですが、他社の保険販売員に比べれば無理やり契約させられることはないはずです。

かんぽ生命の商品は、他社の掛け捨てタイプの生命保険に比べて保障金額に対して掛け金は高いのは事実であり、比較したことがある人は一目瞭然ですが、あまり他社を調べていないとわからないはずです。

貯蓄性があるので、貯蓄をメインに考えいてる人には向いている商品でありますが、安い掛け金で大きな保障が欲しいという方には向いていません

やはり、内部の人は、内部の人で意見が違うんだろうなという感想を持ちました。

もちろん、ノルマは仕事をする上で大切な目標ですが、そのノルマのために不適切な保険提案がまかり通っていいわけではありません。

しかし、かんぽ生命=安心感という印象を抱いている人にとっては今回の報道は青天の霹靂だったかもしれませんね。

かんぽ生命の評判って良い悪いはそれぞれ!

かんぽ生命の評判について、お客様と社員の視点からみてきました。

かんぽ生命の強みとしては、全国の郵便局で加入ができ圧倒的な知名度があるので安心であるということ、弱みとしては保障金額が小さいわりに掛け金が高いというところです。

掛け捨てタイプはなく、短くて10年という縛りもありますので途中で解約すると損をしてしまいますし、通院に対応していない点もウィークポイントであります。

生命保険は常に変化し続けているので、かんぽ生命ではなく、掛け捨てで新しい保険にすぐ切り替えられるものに加入するというのも一つの案として検討してはいかがでしょうか。

もし、貯蓄重視であり、入院保障はあまりいらないという方には、かんぽ生命の商品が合っていると考えられます。

私自身は、かんぽ生命に関して、納得して加入しているならば良いと思っていましたし、これからも思うでしょう。

もちろん、認知症を発症している人をだまして、保険に加入させたり、個人の名前を使って勝手に契約するなんていうのは言語道断ではありますが…。

それよりも何よりも、すぐに行ける場所、すぐに来てくれる担当者、すぐに相談できる場所というのはインターネットが得意でない、または信用していない方にとっては一定のニーズがあるのだと思っています。

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