じぶんの積立は控除を使える最強の貯蓄保険!節税にもおすすめ

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

じぶんの積立は控除を使える最強の貯蓄保険!節税にもおすすめ

   

じぶんの積立で控除を活用しよう!

明治安田生命は、じぶんの積立という保険を販売していますが、実はこの保険、とてもデメリットが少ない保険で、とても少ないリスクで生命保険料控除を活用して節税ができるので、おすすめの保険です。

「控除ってなに?」

「そもそもじぶんの積立って得なの?」

と思われている方のために、今回はじぶんの積立を使うとどのような仕組みで控除が使えて、節税できるのかについて解説していきたいと思います。

じぶんの積立で使える生命保険料控除ってなに?

じぶんの積立で使える生命保険料控除が良く分かっていないという方のためにわかりやすく解説します。

生命保険料控除は簡単にいうと「生命保険に加入していたら、その分税金をまけてあげるよ!」という制度で、所得税や住民税などの負担が減ります。

そもそも所得税や住民税でいくら払うかは、その人の所得(年収)によって変わるのですが、稼いだ金額にまるまるかかるわけではなく、いくらかは計算の対象から差し引いてくれます。

この差し引いてくれるものを”所得控除”といい、配偶者がいたり(配偶者控除)、一定以上の医療費(医療費控除)がかかったりした場合などと同じように、生命保険に加入していた場合も控除を受けることができます。

また、生命保険料控除には、一般・介護医療・個人年金の3種類の枠があり、それぞれに上限が設けられています。

じぶんの積立で受けられる控除は”一般生命保険料控除”

じぶんの積立に加入することにより、受けることができる控除は、一般生命保険料控除です。

一般は、死亡した場合や生存していた場合に、保険金を受け取ることができる保険に加入していると、受けることができる控除制度です。

所得税で受けることできる節税

所得税を計算する場合は、この種類の保険に加入していて、年間の保険料を8万円以上支払っていると、最大4万円の控除を受けることできます。

所得税は、収入によって税率が変わるのですが、仮に20%とした場合、4万円×20%=8,000円の節税になります。

住民税で受けることができる節税

住民税を計算する際に受けることができる控除の上限は、2.8万円で年間の保険料を5.6万円以上払う必要があります。

そして住民税の税率は10%のため、2.8万円×10%=2,800円の節税ができます。

所得税と住民税を合計すると、8,000円+2,800円=10,800円の節税となります。

じぶんの積立は保険料を5年間に渡って払い込むため、10,800円×5年間で最大54,000円の節税となります。

じぶんの積立で控除を使う際に気をつけるべき点

このようにじぶんの積立を加入していると得が多いように感じますが、もちろん気をつけるべき点も存在します。

それは、他に死亡保険などに加入していると、枠がすでに使われている可能性があり、じぶんの積立に加入しても、控除される額があまり増えない可能性があります。

特に終身保険や学資保険などの貯蓄性もある保険に加入していると、毎月の保険料が高額になってしまうため、年間の保険料が8万円(5.6万円)をすでに超えている可能性が高いです。

じぶんの積立に加入するときは、自分が死亡保障などに毎月いくら加入しているかを確認した上で、加入するようにしましょう。

また、生命保険料控除を受ける場合は、自営業は確定申告、会社員や公務員の方は年末調整を行う必要がありますので、必ず申告しましょう。

じぶんの積立のメリットとデメリットをおさらい

じぶんの積立は、控除が使えること以外にもたくさんメリットがあるので、確認していきましょう。

じぶんの積立は控除を使えること以外にもメリットがある

自分が支払った保険料よりも将来多く戻ってくることも大きなメリットですが、なによりも元本割れをしない点がとても大きいです。

通常このような貯蓄性の商品は、加入後早期に解約すると支払った保険料よりも戻ってくる解約返戻金の方が少なくなる、元本割れを起こすことがほとんどです。

しかしじぶんの積立はいつ解約しても元本割れを起こすことがないため、生活の事情が変わって保険料を支払えなくなり、解約しても何の問題もないですし、解約方法も明治安田生命に連絡を入れて特定の書類を記入するのみです。

更に、保険料の払方を送金扱いにし、あらかじめクレジットカードでチャージしておいたnanacoに登録することにより、クレジットカード払いにすることが可能です。

クレジットカード払いの方法については「じぶんの積立の保険料をクレジットカードを使って払う方法」で詳しく解説しています。

デメリットはドアノック商品であること

じぶんの保険はデメリットはないように感じますが、じぶんの積立に加入すると明治安田生命の主力商品である「ベストスタイル」を勧誘される可能性が高いです。

ベストスタイルは保障内容が複雑で分かりにくく、保険料も高額になる可能性が高いため、慎重に選ぶ必要がある保険です。

じぶんの積立 控除まとめ

じぶんの積立は解約しても元本割れする可能性がなく、生命保険料控除を受けることができるので、とても優秀な保険です。

しかし、現在の自分の加入状況によってはそのメリットを生かしきれない状況があるため注意が必要です。

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