住友生命のライブワン未来デザインから1UPグレードはするべきか
目次
住友生命のライブワン未来デザインとは
住友生命はアカウント型保険といわれるライブワンシリーズに未来デザインという名称の保険商品を販売をしています。
ライブワンに限らず住友生命は様々な名称が存在するため、非常にわかりづらく複雑です。
今回はライブワンの商品内容や未来デザイン・未来デザイン1upの意味、そして「スクエアライン1up」というシリーズに着目しながら、現在ライブワン未来デザインに加入している場合にどのような方にマッチしているのか・保険料や保障はどうなのかを調べてみました。
今まで私のサイトでは住友生命のライブワンをメインに記事を書いてきましたので過去の1upと未来デザインのデメリットや未来デザイン1upの評判に関する記事もご参照ください。
そもそもライブワンの未来デザインとは何なのか?
住友生命のライブワンとはアカウント型保険で、主契約を貯蓄として契約し、そこに定期保険や医療保障などの特約をセットにしたプランです。
良く言えば、様々なニーズに応えられる保険ですが、悪く言えば、主契約が終身保険だと思っていた!など誤解を招きやすい保険商品ですね。
それでは未来デザインとは?
住友生命は商品名称が非常に似ているものが多く、分かりづらいのが皆さんがもたれる感想だと思います。
未来デザインというのは2014年頃まで保険商品(ライブワン・W(ダブル)ステージ・プライムフィット)に付随して付けられた名称で、それぞれの保険に新介護収入保障特約・逓減型を付けたプランを未来デザインとしていました。
ですので、非常にわかりづらいですが、「住友生命のライブワン、未来デザイン」と書かれていたらライブワンというアカウント型保険に新介護収入保障特約・逓減型が付加されているものということになります。
ライブワン未来デザイン1upとは?
また最近、テレビCMなどでもお馴染みの「1up(ワンアップ)」ですがこちらは、それぞれの保険に生活障害収入保障特約を付けたプランになります。
ですので、ライブワン未来デザイン1upというのはライブワンというアカウント型保険に新介護収入保障特約・逓減型と生活障害収入保障特約を付けた保険ということになり、非常にわかりづらく難解ですよね。。
複雑の商品構成は戦略なのか
今の住友生命の保険は何よりも類似した商品ネームが多く、保障内容とニーズのマッチングがわかりにくいという部分をまずお伝えする必要があります。
結果として何が変わったのかを一言で表現できない商品なことに、まず警戒をしなければならないと言えます。
・商品改定の流れ
ライブワン 未来デザイン→1UP→プライムフィット
上記のような商品改定の流れがありました。
さらにライブワンの未来デザインに加入中の方は、生活障害収入保障特約・固定型を付加すると「スクエアライン1up」という愛称が付与されるため、スクエアライン1upについても理解する必要が出てきます。
住友生命のスクエアライン1UPとは
スクエアライン1upとは『繁栄1UP』のマイナーチェンジしたものと考えるとわかりやすかったです。
スクエアライン1UPは従来の「繁栄1UP」は会社の経営者が働けない状態(就労不能)になった場合に、契約内容通りの期間年金として保険金を支払う商品に住友生命で販売している保険商品の『プライムフィット』と併せることで法人の経費参入(節税対策)も可能ということが売りです。
年金を企業の維持や従業員の給料支払いなど、不測の事態を想定した運転資金として経営者である社長のカラダに保険をかけてリスク管理を行います。
節税対策で 『繁栄1UP スクエアライン』
全額損金計上が簡潔にプライムフィットによって行うことができるのが、魅力のようですが、全額損金でなく1/2損金の方が良いということもあります。
そして、あくまでも商品改定が行われた平成29年度の税制に対応しているだけで、現在生命保険での損金扱いなどが、かなりシビアになってきています。
金融庁なども、動き出しているということがメディアでも取り挙げられており、企業としては一円でも少なく税金を払いたいという気持ちはあるかもしれませんが、今後の税制に対応できるかは不明確です。
住友生命 ライブワン 未来デザインを1UP2UPする必要性
今後も今の住友生命の保険商品の構成を続けると加入者はますます、何がどの保障の商品かがわからないまま更新時期を迎え保険料が上がり続けることになる可能性が高いと言えます。
そして、保険料は老舗の国内生命保険会社ということで決して安くなく、私ならばもっとわかりやすい保険商品で資産は形成したいと思いました。
もちろん、商品改定前にライブワン 未来デザインからの移行もアイディアの一つですが、もしも加入ライブワン 未来デザインに加入しているのであれば、潔くもっとわかりやすい保険に入り直すことを私ならば考えます。