終身医療保険の「ワハハ21」に加入している人必見!新しい医療保険に見直した方が良い?
目次
過去に販売されていた終身医療保険「ワハハ21」とは?
終身医療保険「ワハハ21」とは、以前に損保ジャパンひまわり生命(現:損保ジャパン日本興亜ひまわり生命)で販売されていた保険です。
現在、ひまわり生命が販売している「新・健康のお守り」の前身となる商品ですが、現在の医療保険と何が違うのか、切り替えを検討した方が良いのかわからない方も多いと思います。
この記事では、「ワハハ21」と「新・健康のお守り」を比較しながら紹介していきますので、是非見直しの際の参考にしてください。
終身医療保険「ワハハ21」の保障内容は?
「ワハハ21」の正式名称は「新終身医療保険(01)」または、「新終身医療保険」という名前です。
加入した時期によって主契約が異なりますが、保険証券に記載があるので確認してみてください。
ひまわり生命は日本の生命保険業界初となる保険期間が終身の医療保険を販売した会社で、その流れを汲んだ商品になります。
今回は販売期間が長かった「新終身医療保険(01)」の保障内容について紹介していきます。
終身医療保険「ワハハ21」の入院保障について
まず1入院の日数ですが、40日型・120日型・360日型・1000日型の4パターン用意されています。
どのパターンでも継続して2日以上の入院から保障対象となります。
入院に関するオプションも数多く用意されており、下記のようなオプションが選択できました。
- 「がん入院特約」:がんで入院した場合給付金を上乗せ
- 「初期入院給付特則」:1回の入院のうち最初の7日間または4日間について給付金を上乗せ
- 「生活習慣病追加給付特則」:1入院40日型の場合、生活習慣病により40日を超えて入院した場合に、支払い日数が120日まで延長される
- 「長期入院加算特則」:1入院が31日以上90日までの場合、入院給付金日額に2割が加算され、91日以上の場合は入院給付金日額に5割が加算される
終身医療保険「ワハハ21」の家族保障について
「ワハハ21」には、1つの保険で家族も保障してくれるオプションが3つ用意されています。
オプションを付加すれば、夫が亡くなった場合でも、保険料が免除された状態で妻・子供の保障を続けることができます。
ただし、妻は戸籍上の配偶者(女性)のみで、離婚した場合には妻の保障はなくなってしまうので注意が必要です。
また、妻がメインの被保険者の場合は夫に家族の保障をつけることができないので、奧さんが世帯主などの場合には適さない保険です。
家族用の3つのオプションは下記の通りです。
- 「新終身医(01)用家族医療特約」:妻・子供に死亡・入院・手術の保障が付加できる
- 「新終身医療(01)用家族通院特約」:妻・子供が5日以上入院した後の通院が保障される
- 「医療用家族手術見舞金特約」:妻が手術給付金で保障されない範囲をカバーしてくれる
終身医療保険「ワハハ21」の無事故割引について
「ワハハ21」の大きな特徴の1つとして、無事故で過ごした場合に保険料が割引きになるオプション(新無事故割引特約)が付けられる点があります。
契約日から5年ごとに保険会社が定めた無事故状態(入院日数が5日間未満)が続けば、以後の保険料が初回保険料の10%割引きされます。
最高で5回(25年間)まで保険料が割り引かれ、最高で初回保険料の50%の金額が保険料から割引きとなります。
ただし、新無事故割引特約を付加しなかった場合に比べると、加入時の保険料は割高になるので注意が必要です
終身医療保険「ワハハ21」と「新・健康のお守り」の比較
「ワハハ21」は長期にわたる入院がベースとなっていますが、「新・健康のお守り」は短期入院がベースとなっています。
オプションでは「新・健康のお守り」が三大疾病に手厚いのに対して、「ワハハ21」は 入院の保障や家族の保障に重点を置いています。
それぞれの保険の主な違いは下記の通りです。
比較項目 | ワハハ21 | 新・健康のお守り |
入院日型 | 40・120・360・1000日型 | 40・60・120日型 |
入院保障の免責 | 2日以上の入院から保障 | 日帰り入院から保障 |
オプションの特徴 | 入院に関するオプションが豊富 | 三大疾病をはじめ様々な種類のオプションを用意 |
家族保障の有無 | あり | なし |
無事故割引の有無 | あり | なし |
終身医療保険「ワハハ21」は見直しをした方が良いのか?
結論から言えば、終身医療保険「ワハハ21」の加入者様は新しい医療保険に見直しをした方が安心です。
医療保険は医療技術の発展に伴い、常に保障内容が改定されており、古い医療保険だと医療の実情に沿っていないので、いざ入院しても保障されない場合があります。
また、家族型の保障についても、個人個人の見直しがしにくく、保障の範囲も限定されてしまいます。
以前は、一家の大黒柱が保険に加入すれば良いという考え方でしたが、現在では1人1人がオーダーメイドで保険を設計するのが主流となっています。
基本的には見直しをおすすめしますが、年齢によっては保険料が上がる可能性もありますし、保険料短期払いで終わりが近い場合は見直しをしない方が良い場合もあるので、安易に解約せずに、まずは保障内容を含め確認してみましょう。