かんぽ生命の養老保険で受け取る配当金はお得?金額の目安や予定利率とは
目次
かんぽ生命の養老保険に配当金ってあるの??
郵便局で取り扱っているため評判が良い、かんぽ生命の養老保険に加入している方は多いと思います。
貯金では、一定の期間据え置くと利息というものが付きますが、保険の場合でも配当金という形で利息がつきます。
かんぽ生命の養老保険も配当金が付与されますが、貯金の利息と同じで低金利の現在はほとんどつかないことが多いので期待しないでおいたほうが良いです。
この記事では、かんぽ生命の養老保険で受け取れる配当金について詳しく紹介します。
かんぽ生命の養老保険で受け取る配当金の金額はいつわかる?
低金利とは言えども、かんぽ生命の養老保険で付与される配当金がどれくらいになるのか気になりますよね。
配当金はかんぽ生命の経済状況によって変動するため、昔は貯金で積み立てるより保険で積み立てたほうが増えるとも言われていましたが、最近では昔のように多くの配当金がつかない場合がほとんどです。
かんぽ生命の配当金については、10月頃に年末調整で使うための、「契約内容のお知らせ」というのが送付され、9月末までの配当金が記載されています。
しかし、契約内容のお知らせを無くしてしまったとしても、契約者本人であれば、郵便局の窓口でかんぽ生命の保険証券を持って行けば照会可能です。
かんぽ生命の養老保険で受け取れる配当金の予定利率はどのくらい?
かんぽ生命の養老保険で受け取れる配当金が低いといっても、予定利率はいったいどれくらいなのか確認してみましょう。
かんぽ生命のHPによると、2017年の4/2以前の契約に関しては、無配当疾病障害入院特約、無配当障害特約は1.15%、それ以外は1.10%
2017年4/2以降は無配当疾病障害入院特約、無配当障害特約に関しては0.55%、それ以外は0.5%と低くなりました。
これは養老保険に限らず、かんぽ生命で扱う、学資保険や終身保険も対象になります。
かんぽ生命の養老保険では配当金はどれくらいかシュミレーション
かんぽ生命で一番人気がある、満期があるタイプ、新フリープラン100万円10年満期ではいったいどれくらいの払込みになり、配当金はどれくらいつくのでしょうか??
例えば、100万円のプランでは1ヶ月およそ9000円支払います。
予定金利が0.5%なので、1年間に支払う108000円×0.5%なので税金が引かれおよそ400円の配当金です。
10年間だとおよそ4000円の受け取りになりますが、もともと支払う金額が100万円以上になるので配当金をを受け取っても損することは変わりません。
金額に関しては、あくまで予想であり、配当金がいくらいになるということは、情勢によって違いわからないので楽しみのひとつにするくらいが良いです。
かんぽ生命の養老保険、配当金、入院や解約をした場合は??
かんぽ生命の養老保険は満期を迎えず、途中解約をした場合には配当金はあるのでしょうか??
解約した場合でも配当金はありますが、解約する時点で、元本を下回りますし7割くらいしか返戻金がないので、損をします。
また入院した場合には、入院特約保障のお金を受けとることができますが、満期金や配当金が減ることはありません。
養老保険で受け取る配当金は期待しない!あくまで保障重視のかんぽ生命
かんぽ生命の養老保険に関する、配当金について説明してきました。
経済状況も悪いので、利息も期待できない中、配当金も期待できません。
かんぽ生命は、他の保険会社よりも利率が低いかもしれませんが、郵便局が取り扱っているという安全性、保障が手厚いというところを重視し、運用目的の保険ではないということを理解して加入してほしい保険です。