あんしん生命の解約返戻金はいつ振り込まれるのか?他社よりも早い?
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あんしん生命の解約返戻金はいつ振り込まれるのか?他社よりも早い?
今回あんしん生命の保険を解約して解約返戻金を受取る場合、いつ振り込まれる事ができるのか?をコールセンターに問合せしてみました。
昔と比べて、そして他の保険会社と比べてだいぶ手続き方法なども変わっていたので、この記事で皆さんに共有したいと思います。
これから「あんしん生命の保険を解約しようかな」と検討している方は参考にしてください。
解約返戻金とは?
まずは解約返戻金とは?と言う基本的なところをお伝えしていきます。
商品の正式名に特に解約返戻金についての記載(低解約返戻金型や無解約返戻金型等)がなければ解約返戻金が貯まるタイプの保険である可能性が高いと思います。
保険を契約してからの期間が長ければ長いほど、沢山解約返戻金も貯まっていきます。
低解約返戻金型
このタイプの保険は保険料を支払っている間の解約返戻金の返戻率が低く抑えられているかわりに毎月の保険料が割安になっている保険です。
返戻率が低い期間に解約してしまうと払った金額よりも、少ない返戻金しか戻ってきませんので損をしてしまう事になります。
ただ保険料の支払いが終わった時には低かった返戻率が通常の保険と同じ返戻率に戻るので、支払った保険料に対する返戻金の率は通常の保険よりも高いというメリットがあります。
このタイプの保険に加入している方は解約する時期に注意しましょう。
無解約返戻金型
このタイプの保険はそもそも解約返戻金がない保険なので、解約しても1円もお金が戻ってきません。
ただその分、最初から割安な保険料になっている事が多く、あながち損しているとは言い切れません。
解約返戻金が戻ってくる楽しみが無いのはちょっと残念ですよね。
あんしん生命の解約方法は?
次に実際に解約する方法をお伝えしていきます。
現在あんしん生命では2種類の手続き方法があります。
- 郵送で書類をやり取りし、署名捺印での解約手続き
- ネットでの解約手続き
ネットの方が不備もなく、何より簡単なので断然オススメです。
詳しい具体的な方法はこちらの記事で詳しくお伝えしています。
参考記事:あんしん生命の解約手続きの注意点と皆が知らない解約以外の選択肢
解約方法によって着金日が変わる?
先程お伝えした2種類の解約方法ですが、解約返戻金の着金日が違う事はあまり知られていません。
- 書類での手続き・・・書類があんしん生命に届き、事務処理が終わってから5営業日以内に着金(多くの保険会社もこのスケジュールで動いています)
- ネットでの手続き・・・平日の18時までに手続きができれば翌営業日に着金、平日の18時以降や土日祝日の手続きだと翌々営業日に着金(ゆうちょ銀行の場合は+2営業日)
となっていて、実際に口座に着金するスピードは全然違います。
これもネット手続きの方がオススメな大きな理由の一つです。
解約返戻金を受取ると税金がかかるの?
解約返戻金を受取ると税金がかかるのか?と言う質問もよく聞きます。
解約返戻金は一時所得と言う扱いになりますが多くの方は課税されない事が多いようで、こちらの計算式で課税されるのか確認ができます。
(解約返戻金-払込保険料-50万円)×1/2=課税所得
課税される税率としては一時所得を含む他の所得もあわせた課税総所得によって変わりますので下表にまとめました。
所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万~330万円 | 10% | 97,500円 |
330万~695万円 | 20% | 427,500円 |
695万~900万円 | 23% | 636,000円 |
900万~1800万円 | 33% | 1,536,000円 |
1800万~4000万円 | 40% | 2,796,000円 |
4000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
20年、30年前の契約であれば500万円預けて(保険料を払って)解約返戻金が1000万円になって戻ってくるような契約もあったようなので、そうすると課税対象になってくるという事ですね。
最近の契約であれば幸い(?)そこまで利率が良くないので、ほぼほぼ課税されるようなことはないと思います。
あんしん生命の解約返戻金はいつ着金するのか?他社よりも早い?のまとめ
結論としてあんしん生命の解約返戻金は一般的な保険会社よりも、かなり早く着金するという事です。
そんなに急いでないよって場合はそれほど大きなメリットにはならないと思いますが、急な入り用があった時にはとても助かると思います。
あんしん生命の保険を現在契約している方は参考にしていただければと思います。