東京海上日動で自動車保険を契約する際に車両保険は付けるべき?

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

東京海上日動で自動車保険を契約する際に車両保険は付けるべき?

   

東京海上日動で自動車保険を契約する際に車両保険は付けるべき?

東京海上日動で自動車保険を契約する際に車両保険を付けるべきか迷う方は多いと思います。

東京海上日動に限った話ではないですが車両保険を付けると、ずいぶん保険料が高くなりますよね。

付けるべきか、付けないべきか判断するにも内容がよくわからないと決められないと思うので、今回は車両保険にスポットを当てて詳しく解説していきます。

車両保険の補償内容とは?

まず自動車保険に車両保険を付けると何が補償されるのか整理していきましょう。

自分の保険の車両保険で補償されるのは「自分の車の修理費」です。

よく相手の車の修理費を払うものと勘違いしている方もいる様ですが、そちらは対物賠償保険で支払いますので車両保険を付けていなくても大丈夫です。

保険金が支払われる場合は下記のとおりです。

車両保険で保険金が支払われる場合

  • 衝突
  • 接触
  • 墜落
  • 転覆
  • 物の飛来や落下
  • 火災、爆発
  • 台風、こう水、高潮
  • その他偶然な事故 など

これらのうちのどれかに該当すれば保険が使えますが、注意点もあります。

補償対象外となってしまう場合

  • タイヤのみの損害
  • 無免許、酒気帯び運転で生じた損害
  • 欠陥、腐しょく、さび、その他自然の消耗
  • 故障 など

これらに該当してしまうと補償対象外となってしまい保険が使えない事になってしまいます。

あとは基本的に「地震・噴火・津波」に関しても対象外となっており、特約を付ける事で一部だけは補償することが出来ます。

車両保険の3つの選択肢とは?

では実際に契約する自動車保険にはどの様な車両保険の選択肢があるのか見ていきましょう。

車両保険の種類は3つあります。

限定A

限定Aの車両保険に加入している場合に補償対象になるのは

  • 火災、爆発
  • 盗難
  • 台風、たつ巻、洪水、高潮
  • いたずら、落書、窓ガラス破損
  • 騒じょう、労働争議
  • 他物の飛来、落下

などがあります。

ただ肝心要の車との事故は限定Aでは対象にならないのでオススメはできないです。

車対車+A

車対車+Aでは限定Aに加えて下記の事故が対象になります。

  • 車との衝突、接触
  • 車への追突
  • 二輪自動車や原付との衝突
  • 荷台からはみ出している積載物との接触

いずれも相手がの事が確認できている場合に限るので、相手がわからない当て逃げされた場合などは車対車+Aでは対象になりません。

一般条件

一般条件では車対車+Aに加えて相手がわからない場合や自損事故も補償対象になります。

  • 車以外との衝突、接触
  • 当て逃げ
  • 墜落、転覆
  • 自転車との衝突
  • 無接触事故(他の車を避けようとした自損事故)

一般条件で契約しておけばどんな事故でも自分の車を修理する事ができるので安心です。

第4の車両保険の選択肢とは?

通常は先程ご紹介した3種類の車両保険から選択する事になるのですが、実は東京海上日動には第4の車両保険の選択肢があります。

それは「超保険の駐車中の当て逃げ被害補償特約」です。

他社や東京海上日動の一般的な自動車保険には無い特約なのですが「東京海上日動の超保険」にはこの特約があります。

これは「車対車+Aでは自損事故は自分で気を付けようがあるが、当て逃げだけは自分で気を付ける事ができない。でも一般条件は保険料も高いし・・・。」

と言った契約者の要望からできた特約で、車対車+Aに当て逃げ被害を受けたときも補償対象にしてくれる優れものです。

一般条件にするよりもかなり安い保険料でつける事ができるのでとてもオススメです。

車両保険を付けると保険料はどうなる?

車両保険の内容がわかったら次は「保険料がいくらかかるのか?」が気になるところですよね。

「一般条件が良いのはわかるけど、どうせ高いんでしょ?」と言う声が聞こえてきそうです。

車両保険の保険料は?

残念ながら自動車保険は色々な要因があって保険料が決まっていますので、「車両保険はいくらです。」とわかりやすく伝える事が難しいところです。

契約する車の年式や型式、運転する方の範囲や免許証の色、年齢、保険金額、免責の金額、回数などとても沢山の条件と複雑な計算をしないと金額がだせません。

ただ一つの目安としてよく言われるのは車両保険無しの保険料と一般条件の保険料は約倍と言うのをFPの方に教えてもらいました。

「車両保険無し:車対車+A:一般条件」の比率が「1:1.5:2」という目安ですね。

最近の車両保険の傾向

もちろん一般条件で契約するのが一番安心なんですが、保険料を節約したいというのも当然ありますよね。

そこで最近は車対車+Aに当て逃げの特約を付けて契約する方が増えているそうです。

何故かと言うと一般条件だけで補償される自損事故は確率的に言うと「チョット塀にこすっちゃった」とか「チョット車庫入れに失敗しちゃった」、「飛び石でフロントガラスにひびが」と言う小さい事故が比較的多いからです。

その様な事故は修理費が10万円以内で収まる事が多く、最近は保険を使った時の翌年の値上がり幅が大きくなっている(事故有料率の影響)ので自腹で直しちゃう方がお得なケースが多いからです。

高い保険料を払って一般条件で契約していても保険の使いどころが多くないのが実情です。

もちろん自損事故でがっつり壊れる事故も無い訳ではないので、一般条件が役立つケースはあります。

要は確率論になってしまうんです。

東京海上日動で自動車保険を契約する際に車両保険は付けるべき?のまとめ

高い保険料を払って安心を買うか、最低限の補償に抑えてカバーしきれない事故をおこした時は自腹で払うか、これは契約者の自己判断です。

車が急に無くなっても我慢できる方や余裕資金があって自分でパッと直せる方は一般条件は必要ないかもしれないですね。

ただ通勤や業務で使っていて車が無いと困る!と言う方は車両保険も契約する事をオススメします。

少しの保険料をケチって何百万もの事故費用を負担する事になっては、恐らく後悔すると思いますので、いろんなところから見積もりを取るのも良いでしょう。

最悪のケースを想定して内容を検討するのが保険だと思いますので、事故が起こってしまったらと言う場面を想像して内容を検討しましょう。

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