プルデンシャル生命の解約は電話での手続きがおすすめ
目次
書類なしで解約できる電話での解約方法とは
保険契約を解約する際には「解約書類」に必要事項を記入の上返送することが一般的ですが、プルデンシャル生命での解約の場合には、電話オンリーでの解約が可能です。
一般的に、各保険会社の保険料の引き落とし日は、月末になっています。
月末に引き落としされる保険料は、翌月分の保険料となるため、ドル建て終身保険にせよ、養老保険にせよ、解約する意志が固まっているにもかかわらず、翌月分の保険料が取られてしまうのは悔しいですよね。
プルデンシャル生命では、そういった感情に配慮したのかどうかは定かではありませんが、書類をわざわざ取り寄せて返送することなく、担当ライフプランナーとの「電話のみ」で解約手続きを完結させることができます。
今回はプルデンシャル生命の解約を電話で行う方法と解約手続きで行ってはいけないこと等についてお話していきます。
電話で解約できる背景
前段で言及したとおり、一般的に保険契約を解約する際には、「書類」の郵送が必要です。
しかし、月後半に解約の申し出を行ったとしても、「本社(コールセンター)から書類を自宅に郵送してもらい、記入の上ポストに投函、本社に到着し解約手続き」するまでには、それなりの日数がかかります。
本社に解約書類が到着して解約手続きが「月内」に完了するのであれば、一旦引き落としになってしまった保険料は、翌月前半に戻りますが、もし月内に終わらなかった場合には、残念ながら引き落としされた保険料は戻りません。
例外として、保険会社に直接出向き(支社・営業所でも可能、担当者がいない支社・営業所でも可能です)、その場で解約書類を記載して提出する、という手法であれば、2~3日で解約手続きが完結できます。
カスタマーセンターか担当ライフプランナーか
せっかく提案を受けて加入したものを解約するわけですから、多かれ少なかれ、担当ライフプランナーに連絡しづらいと感じることでしょう。
もし解約を決断したタイミングが月初~月中であれば、担当ライフプランナーに直接電話せずに、カスタマーセンターに連絡しましょう。
そして、「保険契約を解約したい」と申し出て、さらに「担当ライフプランナーに直接言いづらいので解約書類を送ってもらえますか?」と伝えれば、解約書類を自宅に送ってもらえます。
ただ、担当ライフプランナーには契約者から解約の申し出があったことは伝わりますので、その後すぐに連絡が入ることが予想されます。
解約を踏まえて、電話で話せるのであれば出て話しても良いですし、気まずければ「電話に出ない」というのも一つの手です。
月末の解約タイミング
月初~月中での解約タイミングであれば、郵便事情を加味しても、余裕を持って解約書類を本社に返送できますが、月末時に解約する際には、郵便が双方に届くまでの日数を考えると、月内に解約処理が取れない可能性がでてきます。
担当ライフプランナーと会っても大丈夫な方
月内に解約処理が間に合わず翌月分の保険料が引き落としされてもしょうがない、とお考えの方であれば問題ないですが、翌月分の保険料を取り戻したい、とお考えの方は、担当ライフプランナーと直接話をする覚悟が必要となります。
担当ライフプランナーに直接連絡をとっても問題ないという強靭な意志をお持ちのかたであれば、カスタマーセンターではなく直接担当に連絡を取り、「解約したい、今月引き落としになる保険料も戻したい」という旨をお伝えし、電話で解約を完結したい申し出を行いましょう。
担当ライフプランナーとは連絡を取りたくない方
担当ライフプランナーに直接電話しづらい方は、まずはいったんカスタマーセンターに連絡し、月内にどうしても解約したい旨をお伝えすれば、ものの数分もしないうちに担当者から連絡が入ることでしょう。
月末のタイミングであれば、さすがに会って話をする暇もありませんので、そのまま解約したい旨をお伝えし、電話で月内に手続きを完了してほしい旨を伝えてください。
解約手続きでしてはいけないこと
解約の意志が固まり、いざ解約の連絡を入れた後に、絶対にしてはいけないことは、「担当者と会ってしまう」ことです。
ほぼ大多数の担当者は、解約の申し出があった段階で何とか引き留めようと「会う」ための段取り(一部解約等)を提案してきます。
そこはさすがに人間ですから、せっかく固まった解約の意思も、会うことによって「情」が沸き、解約を留意してしまうこともあるようです。
そうしても会うのであれば、「解約の手続きが終わった後」とし、申し訳ない気持ちがあれば「ごめんなさい」の一言でも伝えてあげましょう。
ただ、一度解約の手続きを進める(解約書類を提出するなど)と、もう撤回はできませんのでご注意ください。
プルデンシャル生命の解約は電話での手続きがおすすめのまとめ
今までの関係性を精算する「解約」という手続きですが、担当者と会わずに「電話のみ」で解約手続きを完結できるプルデンシャルの仕組みは、契約者によっては非常に助かる制度です。
ただでさえ保険料が高いプルデンシャル生命ですから、いずれ家計にガタが訪れ、解約せざるを得ない状況が訪れる可能性(解約率)は、どの保険会社よりも可能性が高いです。(中には1年や2年で解約する方もいます。)
これ以上続けることが難しい、けれども担当者には直接言いづらい。
そんなときは、面と向かって会わずとも解約できる「電話」を積極的に活用しましょう。