日本生命は簡単に減額できない理由とは?保険料の負担を減らしたい場合の対処法
目次
日本生命の保険はとにかく減額できない?
保険料の支払いが難しくなった場合などの対応策として、主契約や特約の保険金額を減らして保険料の負担を少なくする「減額」という方法があります。
しかし、日本生命の保険は減額ができない事が多々発生し、不満を感じている加入者も多いようです。
なぜ日本生命では加入した保険を簡単に減額する事ができないのでしょうか?
それは保険の仕組みにポイントがあります。
そこを詳しく説明していきますので是非ご参考にして頂ければと思います。
日本生命で減額できない保険はどのようなタイプなのか
日本生命の保険は減額ができない事が多々あると言いましたが、基本的には全ての保険が減額可能です。
しかしながら、その保険を減額するにはルールがあります。
そのルールを紹介致します。
保険に加入して1年以内の減額の場合
これは、担当の職員が受け取ったお給料に対してペナルティを受けます。
そのため、減額は可能ですが、担当職員はしつこく止めてくると思います。
加入している保険が組み合わせタイプではなく単体加入の減額の場合
これは少しわかり辛いかと思いますが、例えば三大疾病保険の1種類だけ加入している場合です。
この単体加入の場合、それぞれの保険に最低加入保険金額という物が存在します。
先ほど例にあげた三大疾病保険であれば、最低保険金額300万円からですので、減額も基本的には300万円までとなっています。
そのため、もともと300万円の保険金額で加入している方は、減額ができず解約の選択肢しかない場合があります。
単体加入の最低金額例
個人年金保険であれば、現在の保険では、保険料が1万円以下では設定できないので1万円以下へ減額できません。
終身保険は、保険金額300万円以下へは減額できません。
このようなカタチで、現在の保険種類や、加入した当時の限定的な条件がある場合があるので、担当職員に確認してもらう必要があります。
どちらにしても、日本生命の減額・解約はネットではできませんので、解約前に確認してもらう事が必要になります。
解約方法は「日本生命はネットで解約できる?解約方法と注意点をわかりやすく解説」を参考にしてください。
組み合わせた保険の減額の場合
一般的に日本生命の保険はいろいろな保険を組み合わせて加入される方が非常に多いです。
そのため、組み合わせの場合の最低保険金も設定されています。
組み合わせの場合は年齢にもよりますが、基本は700万円です。
700万円は、三大疾病500万円介護保険200万円といった組み合わせ等の自由な設定です。
しかしながらこれももともと700万加入の人が減額する事はできません。
日本生命の保険が減額できないため起こるトラブル
日本生命の保険が減額できないのは、上記のようなルールがたくさんある為です。
そのため、解約や減額の際のトラブルは非常に多いです。
加入する際はできると言っていたのに、それは加入させる為に適当に言っていたことであとから減額できず、結局解約するしかなくなってしまったというトラブルは多発しています。
解約返戻金が全くでなかったというトラブルも多発しています。
日本生命の保険が減額できないまとめ
日本生命の減額ができないのは、職員のペナルティが発生したり、たくさんのルールがあるなどの理由があります。
このようなトラブルに巻き込まれない為に、事前にしっかり確認してから加入しましょう。
もし減額できないトラブルに巻き込まれている方は、すぐ解約して他の保険の検討することをおすすめします。