アフラックの特約MAXは保険料どのくらい!?見直したほうがいい?

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

アフラックの特約MAXは保険料どのくらい!?見直したほうがいい?

   

アフラック特約MAX終身型の保険料一覧

アフラックの「特約MAX」は、以下のがん保険に病気やケガなどの医療保障をプラスするための特約です。

  • 新がん保険
  • スーパーがん保険(Vタイプ)
  • スーパーがん保険Ⅱ型(Vタイプ)

がん以外の病気やケガによって入院や手術をした際に保障を受けられるようにするため、保障の範囲は広がります。

しかし、保障の範囲が広がる分、保険料もすごく高くなるのではと心配になってしまいます。

そこで、特約MAXを付加した場合に、保険料がどのくらい上がるのかを一覧にしてご紹介します。

なお、特約MAXには終身型と更新型がありますが、ここでは終身型の保険料を紹介していきます。

特約契約日の満年齢特約MAX(60日型)【本人型】【配偶者型】
入院給付日額5,000円入院給付日額10,000円
30歳1,555円3,110円
35歳1,715円3,430円
40歳1,935円3,870円
45歳2,200円4,400円
50歳2,550円5,100円
55歳3,010円6,020円
60歳3,585円7,170円
65歳4,255円8,510円

生命保険の場合、保険料は契約時の年齢だけでなく、性別によっても異なるのですが、「特約MAX」は性別による保険料差はなく、男女共通の保険料となります。

契約年齢が50歳の方でも、入院日額5,000円で保険料が2,550円は非常にお手頃であり、見直しで新たな医療保険に加入するよりも保険料を抑えることができます。

更新型の場合の保険料推移

特約MAXには、先ほど紹介した終身型だけでなく、10年ごとに更新をしていく「更新型」もあります。

終身型の場合は、一度契約をすれば保険料が変わることはありませんが、更新型の場合は更新の都度保険料が変わります。

保険料が変わるといっても、安くなる分には何も問題はないのですが、保険料は更新時の年齢によって決まりますので、確実に高くなります。

残念ですが、更新型の保険料の具体的な金額をお伝えすることはできませんが、一般的には更新前保険料の1.3倍~2倍上がります。

更新時の年齢が若いうちであれば保険料の上がり幅が少ないのですが、年齢が高くなってからの更新は保険料が2倍となることもあります。

アフラックの特約MAXには先進医療の保障はない

最近のがん保険や医療保険には、必ずといっていいほど先進医療の特約があります。

では、アフラックの特約MAXには先進医療の保障はあるのでしょうか?

残念ながら、特約MAXには先進医療はなく、以下の3つの保障しかありません。

  • 疾病入院給付金(がんの入院は除く)
  • 災害入院給付金
  • 手術給付金

ただ、主契約となるスーパーがん保険などには「ガン先進医療特約」があります。

この特約を付加して契約している場合は、がんの治療で先進医療を受けた際に保障してもらうことができますので、特約MAXに先進医療の保障がなくても良い場合もあります。

先進医療の保障が必要な場合は、まず主契約であるがん保険に先進医療の特約を付加しているのかを確認しましょう。

アフラックの特約MAXの手術給付はいくら!?

特約MAXの手術給付金は、病気やケガで手術を受けた際に保障されるものです。

受け取ることができる給付金は手術の種類によって異なり、入院給付日額の10倍・20倍・40倍のいずれかとなります。

例えば、入院給付日額が5,000円の場合、手術給付金は5万円・10万円・20万円となります。

それぞれの倍率はアフラックが定めており、具体的な手術は約款に記載されています。

なお、特約MAXではがんによる手術も保障の対象となっていますが、上皮内がんの手術については保障の対象外となり、縫合や扁桃腺、抜釘など特定の手術も保障の対象外となります。

特約MAXで帝王切開は保障される!?

特約MAXでは、帝王切開で出産をした場合も手術給付金の対象となります。

しかし、以下のような方法で出産をした場合には、手術給付金では保障されません。

  • 正常分娩
  • 鉗子分娩
  • 吸引分娩
  • 骨盤位牽出分娩

正常分娩はそもそも手術ではありませんので、手術給付金の対象にならないのはわかりますが、吸引分娩などで出産をした場合も保障されませんので、出産に関わる保障の範囲は狭いです。

最新のアフラック医療保険と保険料

ここで、アフラックの最新の医療保険についてご紹介していきます。

現在アフラックでは、以下の3つの医療保険を取り扱っています。

  • ちゃんと応える医療保険EVER
  • ちゃんと応える医療保険レディースEVER
  • ちゃんと応える医療保険やさしいEVER

「ちゃんと応える医療保険レディースEVER」は、女性の方が加入できる医療保険であり、女性特有の病気も保障されます。

「ちゃんと応える医療保険やさしいEVER」は、持病がある方でも加入できる医療保険であり、保険料は割高となっていますが、他社医療保険には加入できない人でも保障を受けられる可能性があります。

では、最新の医療保険の保険料を「ちゃんと応える医療保険レディースEVER」でご紹介していきます。

【契約例】

  • 年齢:30歳
  • 保険期間・保険料払込期間:終身
  • 性別:女性
  • 通院ありプラン
保障内容保険料
  • 入院給付金:日額5,000円
  • 女性疾病入院給付金:5,000円
  • 手術給付金:2.5万円、5万円、20万円
  • 放射線治療給付金:5万円
  • 疾病・災害通院給付金:5,000円
  • 女性特定手術特約:20万円、50万円
2,829円

この契約例では、女性疾病に該当する病気で入院をすると入院日額が10,000円となります。

また、乳房観血切除術など特定の手術を受けた場合は、女性特定手術特約で1回につき20万円が保障され、さらに乳房再建術を受ければ1回につき50万円が保障されます。

最新の医療保険への見直しがオススメ

特約MAXを既に付加している人や、これから特約MAXの付加を考えている人、更新時期を迎える人は特約MAXではなく最新の医療保険への見直しをオススメします。

たしかに、特約MAXの保険料は安く、最新の「ちゃんと応える医療保険レディースEVER」と比べればおよそ半分の保険料負担で済みます。

しかし、特約MAXの保障内容や保障範囲は狭く、十分な医療保障を受けられるのか不安なところがあります。

特約というのは、主契約を補完する目的で付加するものであり、主契約と比べれば内容が劣るのも無理はありません。

また、特約MAXを付加できるがん保険も昔の商品であり、現在のがん治療実態に合っているとは言えません

アフラックの特約MAX自体が悪いというのではありませんが、病気の治療実態は年々変わってきます。

それに合わせて医療保険やがん保険も良くなっていますので、いま加入している保険に拘らず、定期的に見直すことで十分な保障を受けられるようにしておくと安心です。

アフラックの特約MAXは保険料だけでなく保障内容を考慮して見直しすべき

アフラックの特約MAXは、お手頃な保険料で保障をプラスできますが、その保証内容は十分とは言えず、保証範囲も狭いです。

保険料はできるだけ抑えたいものですが、安ければ良いというものではありません。

また、医療保険やがん保険は医療実態の変化に合わせて常に改良されています。

特約MAXを付加できるがん保険も、現在の医療実態にすべて合致しているとは言えませんので、医療保障の充実を機に新たに加入し直すことをオススメします。

もちろん、保険料負担や健康状態の関係で新たに加入することができない人もいるでしょうが、その場合はアフラックや担当者に相談することで、適切な見直しを提案してくれるはずです。

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