アフラックの特約MAXは解約して見直すのがおすすめ！！
目次
アフラックの特約MAXを解約する前に保障内容を確認しよう！
アフラックの特約MAXは、新がん保険などに医療保障をプラスするための特約であり、保障内容は以下のようになっております。
- 疾病入院給付金（1日目から）
- 災害入院給付金（1日目から）
- 手術給付金（入院給付金の10倍・20倍・40倍）
特約MAXではこれら3つが保障されますが、がんは主契約で保障されますので、がんによって入院した場合は疾病入院給付金からは保障されません。
では、特約MAXの保障が充実しているのかということについてですが、残念ながら充実しているとは言えません。
現在アフラックで取り扱っている「ちゃんと応える医療保険EVER」では、日帰り入院から保障され、5日以内の入院であれば5日分の給付金を受け取れます。
例えば、2日間がん以外の病気で入院した場合に受け取れる給付金を比較してみると、以下のような違いがあります。
特約MAX ⇒ 2万円（入院給付金日額10,000円の場合）
ちゃんと応える医療保険EVER ⇒ 5万円（入院給付日額10,000円の場合）
他社の医療保険では、日帰り入院でも10日分の保険金を受け取ることができるものもありますので、特約MAXの保障が充実しているとは言えないのです。
アフラックの特約MAXを解約する前に保険料を確認してみよう！
アフラックの特約MAXには、終身型と更新型の2種類あります。
ここでは、多くの方が選択する終身型の保険料をご紹介します。
| 満年齢 | 入院給付日額5,000円 | 入院給付日額10,000円 |
|---|---|---|
| 20歳 | 1,315円 | 2,630円 |
| 30歳 | 1,555円 | 3,110円 |
| 40歳 | 1,935円 | 3,870円 |
| 50歳 | 2,550円 | 5,100円 |
| 60歳 | 3,585円 | 7,170円 |
特約MAXのメリットは、このような保険料の安さにあります。
また、ほとんどの生命保険は年齢だけでなく性別によっても保険料が異なるのですが、特約MAXには性別による保険料差がないことも利点の1つです。
アフラックの特約MAX更新型のメリット
契約数は少ないのですが、特約MAXには更新型もあります。
更新型のメリットは定期的に保障を見直すことができることです。
しかし、更新の際には更新時の年齢で保険料が再計算されますので、同じ保障でも徐々に負担が高くなっていきます。
具体的な保険料をご紹介することはできませんが、一般的には更新時に1.3倍～2倍高くなります。
アフラックの特約MAXを解約すると解約返戻金は戻ってくるの？
生命保険の中には、解約をすると解約返戻金が戻ってくるものもあります。
しかし、アフラックの特約MAXには解約返戻金がなく、完全な掛け捨てです。
そのため、特約MAXを解約しても解約返戻金が戻ってくることはありません。
アフラックの特約MAXは解約して見直したほうが良い！！
アフラックの特約MAXは保険料の安さが魅力なのですが、保障のことを考えると解約して新たに医療保険に加入するなど、見直した方が良いです。
アフラックに限らず、他の生命保険会社にある医療保険は、最新の医療実態に合わせて改定を繰り返しています。
特約MAXも当時の医療保障としては十分なのですが、今は短期入院が多く、それに備える保障内容の方が合っています。
保険料負担のことばかり考えていても、実際に入院すれば「足りない」と感じてしまうことの方が多いはずです。
特約MAXはあくまでも「特約」であり、がん保険とは別に医療保険に加入する方が充実した保障を受けることができます。
アフラックの特約MAXを解約時の注意点
特約MAXを解約して新たな医療保険で見直しをする際は、以下のことに注意が必要です。
- 新たに加入する医療保険が成立してから解約する
- 保険料は高くなる
新たな医療保険に加入するからといって、先に特約MAXを解約してしまうと、医療保障を失ってしまう可能性があります。
生命保険に申し込みをすると、健康状態の診査を受けることになり、持病や既往症によっては加入できない可能性もあります。
一度解約したものは取り消すことができませんので、そこで医療保障を失ってしまいます。
そうならないためにも、新たに加入する医療保険が成立してから特約MAXを解約しましょう。
また、元々安価な特約MAXから通常の医療保険に切り替えると、ほとんどは保険料が高くなります。
十分な保障を受けるために保険料が高くなるのは仕方のないことですが、払い続けられなければ意味がありませんので、保障と保険料のバランスを考えて加入しましょう。
アフラックの特約MAXは解約して見直すのが良い
アフラックの特約MAXは、がん保険に安価な保険料で医療保障を追加できますので、安心感もプラスされます。
しかし、保障内容は充実しているとはいえず、本当に最低限の保障しか受けることができません。
また、更新型で契約している場合、更新ごとに保険料が高くなっていき、最終的には払込が困難になる可能性もあります。
現在、アフラックや他の生命保険会社は医療保険に力を入れており、短い期間で改定をして充実した保障を提供しています。
一度加入した保険に入り続けることも大事なのですが、保障を受けるのは自分ですので、特約MAXよりも安心感を得られるように見直すことをおすすめします。