ディーラーが勧める自動車保険のメリットと断り方
目次
ディーラーの自動車保険っていいのか?断り方も知っておく
最近は損害保険業界も厳しい業界となり、自動車のディーラーの顧客に最近は依存し始めています。
ディーラーでクルマを購入する際に勧められる自動車保険、果たしてメリットはあるのでしょうか?
今回はディーラーが進める自動車保険のメリット・デメリット、断り方をお伝えしていきます。
ディーラーの自動車保険は"普通"の保険じゃない
ディーラーの任意保険の自動車保険のほとんどは、大手の損害保険会社の保険代理店として運営しています。
しかし、ディーラーの自動車保険は代理店をしている保険会社とのオリジナルの自動車保険の商品を販売しているため決して加入が損というわけではありません。
BMWと自動車保険の高級自動車保険
外資系の自動車ディーラーは特に独自の自動車保険サービスがあります。
高級車で有名なBMWなどは自動車保険+BMW EXTRA CAREというものが存在しており、飛び石やドアミラーなどの修理などを車両保険を使わずに直すことができる特典などがあります。
そのほかにもBMWの新車購入時には通常最長3年間の自動車保険が、5年分一括で払い込むことができます。
その保険料はさらに自動車を購入の際のローンに組み込むことができるというのも特徴でお世辞にも保険料は安いとは言えませんが、非常に魅力的な自動車保険だと言えます。
各社の自動車保険一覧
簡単に各自動車会社が取り扱っている保険の一覧を作成いたしました。
自動車会社 | 保険名 | 特徴 |
---|---|---|
ホンダ | Honda自動車保険あんしんプラン | 飛び石や落書き等のちょっとしたキズは車両保険を利用しなくても修理できる |
スズキ | ちょい得プラン | バンパーのキズを最大30,000円までで修理できるサービス |
日産 | 日産カーライフ保険プラン | 日産の先進技術搭載車限定でタイヤ交換修理・交換費用を補償 フロントバンパーや走行中の飛び石などのフロントガラス交換費用を補償 |
トヨタ | コンビにプラン(あいおいニッセイ同和損害保険) まとめてバリュープラン(東京海上日動火災保険) カップるプラン(三井住友海上火災) | トヨタの車と一緒にクレジットで払込できる |
調べたところ、ダイハツはそれほど自動車会社だからという特典や名称がないようでした。
大手のホンダや日産などの自動車保険は飛び石の修理ができる補償がありますが、最大手のトヨタにはないのが面白いですね。
ディーラーの自動車保険は加入すれば車両代金の値引き交渉に使える可能性がある
ディーラーも保険代理店として、少なからず契約件数(ノルマ)を追い商売をしています。
そのため、提携する自動車保険に加入する代わり車両本体の値引きを幾分してくれる場合などもあります。
保険業法上は、保険募集をする際に金銭に変わるものを提供することは禁止されているそうですが、実際商談現場では、加入者・購入者と営業マン・ディーラーの駆け引きに保険も使われているということです。
しつこいディーラーの保険勧誘の断り方
ディーラーの営業マンは基本的に保険の知識はほぼありません。
あるのは、保険商品の説明や販売をすることができる資格を所有しているくらいで、保険内容までは、ほとんどわかっていないことが多いです。
実際見積もりなどは、代理店の保険会社の営業マンやディーラー専用のヘルプデスクで大体の内容を伝え見積もりを作らせています。
そのため、「これは高すぎる」これにどれだけのメリットがあるか教えてほしい。と言えば納得できるだけの知識を備えていないため、すぐに勧誘を諦めるでしょう。
ディーラーからの勧誘 自動車保険の断り方を知る前にメリットも知っておくべき
ディーラーが勧める自動車保険は少なくともメリットが隠れいている場合が多いです。
むしろ、ディーラー保険は営業マンすら知らないメリットが隠れいていることも多いです。
そのため勧誘をされた場合、加入者側から保険内容を指示して、上手に保険+αの付加価値や値引き、特典などを得ることも検討しておくべきだと言えます。
安易に営業されるのが苦手ということで断り続けるには少々もったいないでしょう。
しかし安請け合いで加入すれば数年で数十万円単位の浪費をしてしまう可能性があるので十分注意が必要です。
みなさんが安心できるカーライフが過ごせるように、お祈りしております。