三井住友海上あいおい生命の医療保険は女性特約が他社と比べて良い!?

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三井住友海上あいおい生命の医療保険は女性特約が他社と比べて良い!?

   

三井住友海上あいおい生命「新医療保険Aプレミア」の女性特約とは

現在、三井住友海上あいおい生命が提供している「新医療保険Aプレミア」の女性特約は、女性特有の病気や女性の多い病気によって入院や手術などをした際に、主契約に上乗せで保障してくれます。

この点は、他の医療保険の女性疾病特約と同じであり、保障内容は以下のようになっております。

  • 女性疾病入院給付金
  • 女性疾病手術給付金
  • 女性特定手術給付金
  • 女性疾病放射線治療給付金

女性疾病特約の入院給付金は、主契約とは違う日額を設定できます。

例えば、主契約の入院給付金を10,000円とし、女性疾病特約の入院給付金を5,000円とすることができ、女性疾病に該当する病気で入院した際は日額15,000円が保障されます。

女性は男性よりも病気となるリスクが高いですので、是非とも加入を検討したい特約です。

三井住友海上あいおい生命の医療保険は女性特約で出産に関わる場合も保障される?

三井住友海上あいおい生命の医療保険の女性特約について特に気になるのが、帝王切開や吸引分娩などの出産にかかわるものでも保障されるのかということです。

三井住友海上あいおい生命の新医療保険Aプレミアの女性疾病では、妊娠や出産にかかわる以下のようなものも保障の対象としています。

  • 帝王切開
  • 鉗子分娩
  • 吸引分娩
  • 早流産
  • 子宮外妊娠
  • 妊娠光血圧症候群
  • 妊娠中毒

これら以外にも、妊娠や出産にかかわるものを幅広く保障しています。

また、妊娠や出産だけでなく、ガン(上皮内ガンを含む)や女性に多い病気も保障していますので、女性疾病特約に該当する病気は幅広いです。

三井住友海上あいおい生命の医療保険は女性疾病だけではない!充実した特約は他にもある!!

三井住友海上あいおい生命の「新医療保険Aプレミアム」は、女性特約以外の特約も充実した内容となっております。

ここでは、加入の際に是非とも検討しておきたいおすすめの特約(特則)をご紹介します。

初期入院10日給付特則・八大疾病入院無制限給付特則

新医療保険Aプレミアムの主契約には、「初期入院10日給付特約」と「八大疾病入院無制限給付特則」という2つの特則を付加できます。

まず、初期入院10日給付特約とは、日帰り入院でも入院給付日額の10日分を受け取ることができる特則です。

例えば、入院日額10,000円の場合、この特則なしであれば5日分が保障されますので、受け取れる金額は50,000円です。

この特則を付加した場合、10日分が保障されますので100,000円を受け取ることができます。

次に、八大疾病入院無制限給付特則とは、以下の病気で入院すると保障日数が無制限となる特則です。

  • ガン(上皮内ガンを含む)
  • 心疾患
  • 脳血管疾患
  • 高血圧性疾患・大動脈瘤等
  • 糖尿病
  • 肝疾患
  • 腎疾患
  • 膵疾患

例えば、脳血管疾患で入院をした場合、この特則を付加していなければ30日・60日・120日のいずれかが支払限度(通算1,095日)となりますが、この特則を付加することで1入院の日数と通算日数が無制限となります。

これらの特則を2つ付加してもそれほど保険料は高くなりませんので、充実した保障となるように付加することをおすすめします。

先進医療特約

先進医療特約では、保険期間通算2,000万円まで保障してくれます。

先進医療にかかわる技術料が保障されるだけでなく、治療を受けるための交通費や宿泊費までも保障の対象となっていることが魅力です。

先進医療を受けられる病院は決められており、地域によっては高額な交通費がかかることもありますし、病院によっては入院施設がないところもあります。

先進医療特約では技術料だけを保障している医療保険がほとんどですが、交通費や宿泊費まで保障してもらえるとさらに安心できます。

ガン診断給付金特約・三大疾病入院一時給付特約

ガン診断給付金特約では、初めてガンと診断された時に一時金が受け取れる特約です。

また、この特約では上皮内ガンでも保険金が減額されることはなく、以下の条件を満たした場合には1年に1回何度でも一時金を受け取ることもできます。

  • ガンによる入院(再発、転移を含む)
  • がんと診断確定された時または前回の一時金給付から1年以上が経過している

次に、三大疾病入院一時給付特約では、ガン(上皮内ガンを含む)、心疾患、脳血管疾患で入院をした際に一時金が受け取れる特約です。

この特約でもガン診断給付金と同じように、以下の条件を満たせば1年に1回何度でも一時金を受け取ることができます。

  • ガン(上皮内ガンを含む)、心疾患、脳血管疾患による入院
  • 前回の一時金給付から1年以上が経過している

どちらの特約も条件に該当すれば1年に1回給付を受けることができますので、高い安心感を得ることができます。

なお、これらの特約を2つ付加することもでき、該当すれば2つの特約から保険金を受け取ることができます。(例:ガン診断給付金100万円、三大疾病入院一時給付特約50万円の合計150万円)

終身介護保障特約

終身介護保障特約では、公的介護保険制度に定める「要介護2」以上から保障されます。

また、三井住友海上あいおい生命が定める生活介護状態に該当した場合も保障の対象となります。

終身介護保障特約は基本的に年金で受け取ることになるのですが、設定すれば最初に一時金(年金額の1倍、2倍、4倍から加入時に選択)も受け取れます。

最大の特徴は、「認知症一時金給付特則」を付加できることであり、認知症が180日以上継続していることが診断確定すると一時金を受け取ることができます。

一時金は50万円、100万円、200万円、300万円から選ぶことができ、認知症治療に役立てることができます。

三井住友海上あいおい生命の新医療保険Aプレミアの評価は高い!

三井住友海上あいおい生命の新医療保険Aプレミアは、利用者から非常に高い評価を得ています。

  • 先進医療で交通費や宿泊費まで保障しているのは斬新だし、上皮内ガンでも100%保障されるのはありがたい
  • 女性疾病特約では切迫早産でも保障され、請求時の対応も丁寧で早かった

このように、主契約だけでなく特約でも充実した保障内容となっていることが評価されています。

ただ、万人が良いと評価する医療保険はありませんので、中には低い評価をしている人もいます。

しかし、全体的には高く評価されていますので、利用者は満足されているようです。

三井住友海上あいおい生命の新医療保険Aプレミアと旧あいおい生命「ルナメディカル」との比較

旧あいおい生命では、女性のための医療保険と終身保険を組み合わせた「ルナメディカル」を取り扱っていました。

ルナメディカルの特徴は、日帰り入院から保障し、女性に多いガンの入院では無制限で保障します。

また、公的医療保険もしくは先進医療の対象となる手術でも保障し、女性固有の手術を受けた場合は手術給付金に一時金を上乗せして受け取ることができます。

ですが、新医療保険Aプレミアと比較すると、特に短期入院で保障に差が出てしまいますし、三大疾病による一時金の保障もありません。

医療保険は病院の治療実態に合わせて改定していく商品ですので、昔の医療保険では保障されない部分が今では保障されることも珍しくありません。

当然といえば当然なのですが、新医療保険Aプレミアムと比べると、やはりルナメディカルでは不安が残ってしまうと言うことができます。

健康状態が良ければ新医療保険Aプレミアへの切り替えがおすすめ

現在ルナメディカルに加入中の方は、新医療保険Aプレミアに切り替えることをおすすめします。

理由は先程お話した通りであり、最新の医療実態に合った医療保険の方が安心できます。

しかし、切り替えをするためには健康状態が良好な場合です。

今では、高血圧や糖尿病でも薬によって数値がコントロールされていれば加入できる可能性はあるのですが、絶対に加入できる保証はありません。

切り替えを前提に、先にルナメディカルを解約してしまうと、新医療保険Aプレミアに加入できなければ保障を失ってしまうことになりますので、解約のタイミングには十分に注意しましょう。

また、多くの場合で保険料は今よりも高くなりますので、今後の保険料負担のこともよく考えて必要な保障だけを選ぶなど、担当者とよく相談するようにしましょう。

三井住友海上あいおい生命の新医療保険Aプレミアとアフラックの「ちゃんと答える医療保険レディースEVER」との比較

アフラックの「ちゃんと答える医療保険レディースEVER」は、女性疾病による入院給付金の上乗せを主契約の中に盛り込んでいます。

また、特約を付加することで三大疾病による入院を無制限とすることもできますし、一時金を受け取れるようにもできます。

アフラックのちゃんと答える医療保険レディースEVERも、医療保険では評価が高く、ガン保険と共に加入している人が多いです。

では、三井住友海上あいおい生命の新医療保険Aプレミアと、アフラックのちゃんと答える医療保険レディースEVERを比較していきたいと思います。

新医療保険Aプレミアムちゃんと答える医療保険レディースEVER
保障内容
  • 入院給付金:5,000円
  • 初期入院10日給付特則
  • 八大疾病入院無制限給付特則
  • 手術給付金Ⅱ型:2.5~10万円
  • 放射線治療給付金:1回につき5万円
  • 集中治療給付金:1回につき10万円
  • 先進医療特約
  • 三大疾病入院一時金給付特約:50万円
  • 新保険料払込免除特約
  • 女性疾病給付特約
    入院給付金:5,000円
    手術給付金:2.5~5万円
    特定手術:1回につき15万円
    放射線治療給付金:1回につき5万円
  • 入院給付金:5,000円
  • 女性疾病入院給付金:5,000円
  • 手術給付金:2.5~20万円
  • 放射線治療給付金:1回につき5万円
  • 三大疾病保険料払込免除特約
  • 三大疾病一時金特約:50万円
  • 三大疾病無制限型長期入院特約
  • 女性特定手術特約:20万円または50万円
  • 総合先進医療特約
30歳女性の月保険料4,701円3,514円

ぱっと見た保険料は断然アフラックの方が安いですので、アフラックの方がよく感じる部分もあります。

しかし、新医療保険Aプレミアムは保険料が高い分だけ保障が充実しています。

例えば、先進医療では交通費や宿泊費まで保障していますし、保険料の払込が免除となる条件がアフラックよりも範囲がかなり広いです。

医療保険の内容がいまいちわからず、単純に保険料だけで選ぶ人も少なくありません。

それも選択するうえでは大事なことなのですが、保険は保障を買うものです。

保険料の安さだけでは本当に良いものを買うことはできませんので、保障内容と保険料のバランスを見て選択することをおすすめします。

三井住友海上あいおい生命の医療保険の女性特約は他社と比べても充実している!

三井住友海上あいおい生命ほ医療保険「新医療保険Aプレミア」の女性疾病特約は、他の医療保険の女性疾病の保障と比べても、何ら遜色ありません。

むしろ、特定の手術だけでなく、手術や放射線治療を受けた際も主契約に上乗せされて保障されるので充実しています。

また、女性疾病特約以外の特約も魅力的なものが多く、高い安心感を得ることができます。

保険料は高く見えるかもしれませんが、それだけ保障内容は充実していますので、生命保険本来の「安心」を得たい人は是非とも検討したい医療保険であると言えます。

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