ドルスマートをクレジットカードで支払うのはお得なのか徹底検証!
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ドルスマートをクレジットカードで支払うのはお得なのか徹底検証!
ドルスマートSと言えばこのブログでも何度かご紹介している、最近評判のメットライフ生命のドル建て保険です。
ドルスマートSも保険ですので加入するには「告知」と言うステップがあり医務審査をしなくてはいけないのですが、その体況問題をクリアできれば次は保険料の支払い方法を決める事になります。
今までの支払い方法は口座からの引落しが主流ですが、最近はクレジットカードで支払うクレジット払いが増えてきています。
今回この記事でお伝えするのはクレジットカードで保険料を支払う事について、どんなメリットがあるのか?逆にデメリットは無いのか?という事を検証していきます。
ドル建て保険のクレジットカード払いとは?
ドル建て保険を検討する時に同じ外資系の生命保険会社としてプルデンシャル生命やソニー生命がよく比較されますが、この2社はクレジットカード払いは出来ません。
円建ての通常の生命保険であればクレジットカード払いできる保険会社は多いのですが、ドル建て保険となると話は別の様です。
そう考えるとメリットやデメリット以前の問題でドル建て保険で「クレジットカード払いが可能」と言うだけでちょっと希少価値があるという事です。
ただ何のカードでもドル建て保険の保険料の支払いに使えるという訳ではありません。
円建ての場合はJCB・VISA・Master・AMEXと色々な種類のカードを使えますが、ドル建て保険の場合はJCBのみとなっていますので注意しましょう。
もしJCB以外のカードを普段から使っている方であればカードを変えなければいけないので、ちょっとハードルが高くなってしまいますね。
ドルスマートのクレジットカード払いのメリットとは?
クレジットカード払いにするメリットはズバリ、カードのポイントが付くという事でしょう。
口座引落しにしてもただ保険料を支払うだけですが、クレジットカードによっては1%などの付与率でポイントが付くカードも多いですよね。
更に事務的な話では手続き時に口座引落しの場合は登録印を捺印しなくてはいけませんが、この印鑑の間違いが結構多いです。
登録している印鑑と違う印鑑で捺印してしまうと、印鑑が違いますと不備で戻ってきてしまい書類を出しなおさないといけません。
クレジットカード払いにすれば印鑑間違いの様な不備は無くなりますね。
ドルスマートのクレジットカード払いのデメリットとは?
クレジットカード払いにする最大のデメリットは為替レートが高い事と手数料がかかってしまう事の2点です。
まず為替レートですが口座引落しの場合はメットライフ生命のレート(為替手数料が1ドル=0.5円)で円をドルと交換しますが、クレジットカード払いの場合はJCBの海外での取引における基準レートで交換する事になります。
今日2019年3月28日現在の為替レートが1ドル=110.02円ぐらいだとすると、JCBの為替レートが1ドル=110.48円と少し高めになっています。
更に注意しなくてはいけないのが、JCBの場合このレートに1.6%の事務処理コストを上乗せして円に換算します。
すると1ドル=112.24円になり、更にカードの発行会社によってはそちらにも手数料を払わなくてはいけないケースもあるようです。
こうなるとカードのポイントがついてもあまり意味がなくなってきますよね。
ドルスマートをクレジットカードで支払うのはお得なのか徹底検証!のまとめ
ドルスマートSをクレジットカードで支払うのはお得なのか?メリットとデメリットを見てきましたが、結論としては残念ながら「お得ではない」と言わざるを得ないですね。
ドルスマートSはその貯蓄性の高さから学資保険として考えている方もいるようですが、最終的に解約返戻金を受取る時に為替相場の影響を受けます。
うまく円安傾向の時に解約返戻金を受け取れれば思いがけず増えて戻ってくる可能性もありますが、逆に円高傾向になってしまった場合は減ってしまうリスクもあるのです。
ですから少しでも省けるコストは省いた方が良いのは明らかです。
ドルスマートSを契約するのであれば無難に支払い方法は口座引落しを選ぶようにしましょう。