第一生命のジャストワイドパックはどんな商品なのか。評判は良いのか

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

第一生命のジャストワイドパックはどんな商品なのか。評判は良いのか

   

第一生命のジャストワイドパックとは何か

第一生命の保険は全て名前が「ジャスト」となりました。

その中でも「ジャストワイドパック」というものがありますが、なんで「ワイドパック」と付け加えられているかというと、特約に「特定状態充実定期保険(アシストワイドプラス)」というものがありますが、この特約のみ単独では加入ができません。

「特定状態定期保険(アシストワイド)」または「特定状態収入保障保険(インカムサポートワイド)」と組み合わせてパッケージ契約で取り扱っている為、この特約を付加した場合「ワイドパック」(パッケージ契約)と営業員にわかりやすいような名前がつきます。

このパッケージ契約を付加しない保険は「ジャスト 定期保険」や「ジャスト 総合医療保険」などの名前がついています。

第一生命のジャストワイドパックはなにがワイドなのか

ジャストの前に発売していたブライトWayには「アシストセブンプラス」というアシストセブン以外の一時金保障がありましたが、それがジャストでは「特定状態充実定期保険(アシストワイドプラス)」という保障に変わりました。

保障内容も以前のアシストセブンプラスより支払事由が増えて糖尿病などにも支払われる内容になりました。

特定状態充実保障定期保険(アシストワイドプラス)アシストセブンプラス
①上皮内がん等(生まれて初めて上皮内がん等と診断確定された)上皮内新生物等と診断されたとき
②急性心筋梗塞・脳卒中による入院(急性心筋梗塞・脳卒中により入院した)急性心筋梗塞または脳卒中により1日以上入院したとき
③狭心症等・脳動脈瘤等による手術(狭心症等・脳動脈瘤により手術を受けた)
④糖尿病による合併症(糖尿病性腎症・糖尿病性網膜症と診断された。または糖尿病性神経障害等で手指・足指を切断した)
⑤軽度の要介護状態(公的介護保険の対象となる40歳以上の方が、要介護1と認定された)公的介護保険制度において要介護1以上の状態に該当し、要介護1以上の認定を受けたとき
⑥軽度の身体障害状態(身体障害者福祉法における4級から6級までの身体障害者手帳が交付された)身体障害者福祉法にもとづき、障害の級別が1級から4級までの状態に該当し、身体障害者手帳の交付を受けたとき

たしかに「アシストワイドプラス」は以前の「アシストセブンプラス」に加えて支払事由が増えました。

ちなみに「アシストセブン」とは7つの事由に備えての一時金保障の特約でしたが、「アシストワイド」では「アシストセブン」にはあった高度障害状態の支払事由がなくなり6つの支払事由となっています。

ただし「アシストワイドプラス」はⅠ型とⅡ型があり、Ⅰ型は支払事由がワイドになった上記の保障内容になりますがⅡ型は以前の「アシストセブンプラス」と同じ支払事由になります。

アシストワイドプラスにⅡ型がある理由

糖尿病による合併症などの支払事由が増えた為、糖尿病と診断されている人や血糖値が高い糖尿病予備軍の人は審査が通らない可能性が高いです。その為、以前の「アシストセブン」と同じ上皮内がん等の保障だけでも付加できるようにⅠ型とⅡ型で選べるようになりました。

しかしこの「ワイドパック」には注意しなければならない事があるので、注意点についてもご紹介したいと思います。

第一生命のワイドプラス(パッケージ契約)は気を付けなければならない

一番重要なのは審査が厳しい事です。

転換見直しなどの場合は契約者に有利な既得権」というものが存在しますが、この「既得権」があっても加入できない場合があります。

糖尿病又は糖尿病予備軍で健康診断の結果も芳しくないので「アシストワイドプラス」をⅡ型にする又は付加しないとしても審査が落ちる事があります。審査の内容が不服で第一生命に理由を聞いても答えてはくれませんが、現在健康な人ではないとほとんどが審査内容で条件がついてしまったり、審査が通らなかったりしてしまいます。

しかも「既得権」範囲内なら保障内容は維持できるはずなのに、それすらもできない場合があります。

もはや「既得権」とはなんなのかという感じです。

なので健康状態に多少なりとも不安がある人は気軽に見直しをしようとしない方が良いと私は思います。

第一生命の「ワイドパック」(パッケージ契約)の評判はあまり良くない

上記でもお話した通り、健康状態に不安がある人には良くない内容です。

そして「糖尿病」の人が今本当に増えている時代なので、保障がワイドになって需要があるかと思われやすいですが保障内容は

「糖尿病性腎症・糖尿病性網膜症」と診断された又は手指・足指を切断した

糖尿病末期の状態ですよね。契約時に健康でありその後糖尿病と診断されて症状が深刻になるまでどれくらい期間がかかるでしょうか。しかもMAX100万の保障内容であり通院治療にはもっとお金がかかるはずなので、高い保険料を払ってまで必要な保障内容かと言われると「必要です」とは強くは言えません。

このような事から支払事由がワイドになったと言っても私も必要とは思わないので、もし見直しを考えるのであるならば保険料なども考えた上で判断をされた方がいいのではないかと思います。

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