メットライフのビーウィズユープラスの利率と活用方法とは?プロの評価・口コミをご紹介
メットライフのビーウィズユープラスとは?
現在、これだけ低金利が続き、貯蓄性のある保険商品がどんどん売り止めになったり、利率が悪く改定されたりしている中、注目されているのが「メットライフのビーウィズユープラス」です。
「一時払い外貨建て終身保険」と言いある程度まとまった金額の保険料を契約時に支払い、一生涯の死亡保障を得ながら、外貨(米ドルか豪ドル)で運用し資産を増やす商品になります。
外貨で運用することにより日本では得られないような利率を期待できると言うことで人気を集めています。今回はそんな大注目の「メットライフのビーウィズユープラス」の基本的な仕組みや活用例を徹底解説します。
ビーウィズユープラスの仕組みとは?
まずは基本的な仕組みを解説していきます。
ビーウィズユープラスには選択肢として「保障重視コース」と「保障&運用コース」があります。この二つのコースを比べると保障&運用コースの方がより運用に比重を置いているコースになります。確実性を重視する場合は保障重視コースの方がイイかもしれませんね。
基準利率と基準利率保証期間が決まっており、基準利率は毎月1日に更改されています。仮に2017年5月に米ドル建で契約する場合は基準利率3.45%、基準利率保証期間30年となります。
基準利率は変動しますが最低保証基準利率が2.00%と決められていますので、どんなに利率が悪くなっても2.00%以下にはならないようになっています。
次にメットライフのビーウィズユープラスを契約した場合の実際のお金の流れをシミュレーションしてみましょう。
ビーウィズユープラスの契約例
例えば以下の条件で考えてみましょう。
保障重視コース、60歳、男性、保険料1,000万円、基準利率2.00%、基準利率保証期間30年、為替1ドル=100円
保険料を円で1,000万円支払い、為替が1ドル=100円ですからドルとしての保険料は100,000ドルになります。この保険料で買える死亡保障が基準利率2.00%の場合132,540ドル分となります。この時点で3万ドル以上の保障がプラスされていますので契約後すぐに亡くなってしまった場合は、132,540ドルの死亡保険金を受け取れることになります。
更に基準利率保証期間の30年が経つと保証期間を更改しますがその際、最低保証基準利率を上回った場合にその率によって保険金額をまた増額することになります。
次に解約返戻金の話しですが契約後、基準利率が最低保証の2.00%で推移したとして、30年後の解約返戻金が124,330ドルとなります。この時の為替も1ドル=100円だった場合は日本円に換算して12,433,000円となり、2,433,000円が増えた事になります。スゴイ利率ですよね。
しかし途中で解約する場合は注意が必要です。途中で解約する場合も解約返戻金は戻ってきますが運用対象の債権などの状況によっては一時払い保険料よりも目減りしてしまう可能性があり、短期的な運用はリスクが高いように思います。
いかがでしょうか?メリットが多くないですか?更に基準利率がもっと高く推移する可能性もありますし(現に今は3.45%)、為替相場が30年の間にもっと円安に動いた場合も利益が増えることになります。
そして生命保険としての活用メリットもあり、次の章で詳しく解説します。
※通貨交換時にかかる手数料、受取時の課税などは考慮していません。
ビーウィズユープラスの活用例
生命保険ですので以下のような機能もあります。
・受取人を指定できる
現金として残した場合は遺産分割協議が必要になるところですが、生命保険金として残した場合は受取人固有の財産になりますのでスムーズに現金化する事ができます。
・相続税の非課税枠がある
生命保険金に相続税が課税される場合、相続税が一定金額までかからない非課税枠があります。非課税枠は500万円×法定相続人の数です。これと相続税の基礎控除(3,000万円+(600万円×法定相続人の数))をあわせて考えると
【例】法定相続人が2人の場合
基礎控除額は4,200万円となり、4,200万円まではどんな財産であっても相続税はかかりません。仮に全財産が5,000万円あった場合は、5,000万円-4,200万円=800万円は相続税がかかります。この800万円を使って生命保険に加入すれば、1,000万円までの非課税枠を利用でき、相続税はかからなくなると言うことです。
メットライフのビーウィズユープラスには最初にお伝えしたような増やせるメリットを使いつつ、受け取るときにもメリットがあると言うことですね。
メットライフのビーウィズユープラスのまとめ
メットライフのビーウィズユープラスの人気の秘密をお伝えできたでしょうか?
しかし運用している間に為替が円高に推移した場合などリスクもある商品ですので注意が必要です。
内容をよく理解した上でタイミングを見て契約しなくてはいけないと言うことですね。資産を分散する一つの選択肢としてはかなり面白いと思いますので、皆さんも検討してみてはいかがでしょうか?
資産運用の手段としてドル建て保険を検討されている方は、「【永久保存版!】米ドル建て保険ランキング【2017年度】」の記事もおススメです。
参考:メットライフ生命のビーウィズユープラスが気になっている方におすすめの記事
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