プルデンシャル生命の保険料が高いという評判の実証

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プルデンシャル生命の保険料が高いという評判の実証

   

プルデンシャル生命は業界でも保険料が高い

本記事で述べるまでもなく、プルデンシャル生命の保険料は、数ある他の保険会社の水準と比較して、とても高いという指摘が多く見られます。

しかし、その「高い」という評判が先に行き過ぎて、どれくらい高いのかを答えることができる人がどのくらいいるでしょうか。

プルデンシャル生命は、ホームページやカスタマーセンターでは保険料の試算を受け付けておらず、わざわざ営業員と直接会わないと、その詳細を知ることができません。

ただ単に情報を知りたいだけなのに、わざわざ会わなくてはならないという煩わしさは、高い保険料水準を知られたくないからと思わざるを得ません。

今回は、実際にプルデンシャル生命に直接会った上で試算してもらった情報をもとに、その高いと言われる保険料が、「どのくらい高いのか」を検証してみたいと思います。

プルデンシャル生命とオリックス生命で試算した保険商品

今回は3商品(実質的には4商品)を試算してもらいました。

医療保険、収入保障保険、終身保険(低解約返戻金平準定期保険)の3つになります。

この3商品を、業界でも保険料水準がとても安いオリックス生命の医療保険、収入保障保険、終身保険の保険料と比べてみたいと思います。

なお、オリックス生命の終身保険は低解約返戻金型となっており、保険料払込期間中の解約返戻金が抑制されるタイプですが、プルデンシャル生命には低解約返戻金型の終身保険がありませんので、一般的な「終身保険」と「低解約返戻金型平準定期保険(保険期間100歳)」で比較してもらいました。

また、プルデンシャル生命の低解約返戻金型平準定期保険については「プルデンシャル生命の低解約返戻金型平準定期保険は後出しの切り札」の記事で詳細に解説しています。

医療保険の保険料比較

医療保険の加入条件

契約年齢保険期間保険料払込期間入院日額
30歳男性
終身
終身
5,000円

医療保険の保険料

保険商品保険料
プルデンシャル生命:解約返戻金抑制型入院保険(一時給付金型/Ⅰ型)3,580円/月
オリックス生命:新キュア1,675円/月

プルデンシャル生命の医療保険は、2日以上の入院で10万円(20日分の金額が入院一時金として)支給されるので、1日あたり5,000円で計算し、デフォルトでは手術給付金が支給されないので手術給付金特約を付加しました。

実際には、2日の入院では日額換算5万円など、日数が短いと保障は大きくなります。

どちらも、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)での入院日数を無制限とし、先進医療特約を付加しない条件での試算になります。

差は70歳時点で90万円超えに

プルデンシャル生命の医療保険とオリックス生命の新キュアは若干性質が異なりますが、それでも保険料の差は「1,905円」と大きなものとなっています。

保険料払込期間はどちらも終身払いなので、例えば20年後の50歳時点でその差は「457,200円」、30年後の60歳時点で「685,800円」、40年後の70歳時点で「914,400円」の差になり、それ以降も考慮するとなると、100万円以上の差が生まれることになります。

確かに入院日数が少ないと日額は最大5万円まで跳ね上がりますが、この価格差以上の価値が果たしてあるのかどうか、よく考える必要がありますね。。。

プルデンシャル生命とオリックス生命:収入保障保険の保険料比較

収入保障保険の加入条件

契約年齢保険期間保険料払込期間保障額
30歳男性
65歳
65歳
月10万円

収入保障保険の保険料

保険商品保険料
プルデンシャル生命:解約返戻金抑制型家族収入保険3,910円/月
オリックス生命:収入保障保険キープ3,650円/月

収入保障保険の場合の差はわずか

こちらはその差は「260円」とわずかになっていますが、35年間の保険期間全体で総額「109,200円」の差になります。

収入保障保険は掛け捨て型の保険になるので保険料は安いに越したことはありませんが、10万円の差はやはり大きいですね。

10万円を余計に支払ってもいいという価値がプルデンシャル生命のサポートや安心感に見い出せるのであれば、収入保障保険はプルデンシャル生命で加入しても良いのかもしれません。

終身保険の保険料比較

終身保険の加入条件

契約年齢保険期間保険料払込期間(低解約返戻金期間)保障額
30歳男性
終身
65歳
1,000万円

終身保険の保険料

保険商品保険料
プルデンシャル生命:「終身保険」23,360円/月
プルデンシャル生命:「低解約返戻金型平準定期保険」20,390円/月
オリックス生命:低解約返戻金型終身保険ライズ18,870円/月

終身保険の保険料比較

終身保険との差は「4,490円」、低解約返戻金型平準定期保険との差は「1,520円」になります。

こちらも支払総額で比較すると、終身保険との差は、35年後の65歳で「1,885,800円」、低解約返戻金型平準定期保険との差は同様に65歳で「638,400円」となります。

オリックス生命ほのライズは、保険料を支払っている期間中に解約すると、戻ってくる金額が通常の終身保険に比べて少なくなってしまうというデメリットがあります。

また、プルデンシャル生命の低解約返戻金型平準定期保険は、保険期間は100歳まで指定でき、終身ではありませんが安心できる保険期間である一方、解約返戻金は66歳時点が最も大きな金額になります。

それ以降は減少してしまうので、貯蓄目的として考えるのであれば、保険がそれ以降必要であっても66歳時に解約しないと損になってしまうという、保険としてはちょっと本末転倒なデメリットを持つ商品になります。

単純に「死亡保障」として考えるのであれば、やはり同じ保障にしては差額が大きいですね。

プルデンシャル生命の保険料が高いことが気になったら

プルデンシャル生命の保険料が高い理由は、商品もそうですが、ライフプランナーの質(話術)によるところが大きいです。

もしも、ライフプランナーやプルデンシャル生命の保険料に疑問を感じたら、一度、保険診断をしてみるのも良いかもしれません。

保険診断とは、現在加入中の保険内容がご自身に本当に適切なものかどうかを証券内容から判断してもらうものです。

特にプルデンシャル生命の保険は独身中に資産運用目的で加入したという人が多いので、結婚などのきっかけがあったならば是非、保険の見直しをお勧めしたいです。

しかも今時は、自宅にいながら現在加入中の保険証券などを撮影して、的確なアドバイスをいただけるアプリがあります。

「パシャって保険診断」(App Store / Google Playで配信中)はレビュー点数も4.2と非常に高く、個人情報を漏らすことなく保険診断が受けられると好評でした。

また、全国にいる複数の担当者から保険診断を受けることができるので、自分と本当に相性の良い人とだけやり取りすることが可能です。

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また保険の見直しには、店舗に来店する形や自宅に招く形もあって、その中でも「ほけんの窓口」は知名度が非常に高く有名ですよね。

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保険料が高い!と感じたら保険の見直しをしよう!【保険相談窓口比較記事】では保険相談ができる窓口5社の特徴を比較しています。

プルデンシャル生命の保険料を比較してみて

なかなか表に出てこないプルデンシャル生命の保険料を試算してみました。

この比較した保険料の差は、事前に知ることができて別の選択肢を選んでおけば、支払う必要がなかった金額に他なりません。

今回はプルデンシャル生命の商品で比較してみましたが、1社のみで保険を決めてしまうことは、無駄なお金を支払ってしまうリスクになります。

保険を決める際は、しっかりと他社商品と比較した上で決めたほうが良いでしょう。

参考:プルデンシャル生命の保険料が気になっている方におすすめの記事

プルデンシャル生命の保険料の高さが気になっている方は、以下のような記事もおススメです。

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