ソニー生命の変額保険の減額・解約の流れは運用分を引き出せるからこそ把握しておくべき

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

ソニー生命の変額保険の減額・解約の流れは運用分を引き出せるからこそ把握しておくべき

   

ソニー生命の変額保険の減額・解約

ソニー生命の変額保険「バリアブル ライフ」の減額・解約に関する一連の流れについて運用で増えた分を引き出せるソニー生命の変額保険だからこそ、加入前に確認しておきましょう。

ソニー生命の変額保険には、保険期間が終身タイプと有期タイプの2種類があります。

支払う保険料を自己の責任の下で運用を行うこの変額保険は、運用成果によって保険金額が増減する仕組みであり、運用がうまくいけば大きく保険金額がプラスへ変動することになります。

一方、運用が仮にうまくいかなかったとしても保険金額がマイナスになることはなく、基本保険金額が最低保証されているため、保険期間中の「死亡保障」を確実に確保することができます。

今回は、変動保険金額がプラスになった場合、その分を引き出すことができるオプションAの「減額」の手続きと、解約手続き全般の流れについて説明します。

変額保険オプションAについて

ソニー生命の変額保険には、オプションAとオプションBどちらかを選択することができますが、運用で変額保険金額が増加した分を引き出すことができる「減額」という手続きを行えるのは、オプションAのみとなっています。

契約途中で増えた分を現金化して受け取ることができる仕組みであり、ちょっとしたお小遣いになるとして人気となっています。

一方、オプションBを選択した場合には、変動保険金額がプラスになったとしても「減額」することができません。

オプションBを選択した以降、オプションAへ変更することはできますが、オプションAからオプションBに変更することはできないため、ご注意ください。

ソニー生命の変額保険の「減額」手続き

どの程度変動保険金額が増えているのか、どの程度の金額を減額できるのか、その金額は、電話もしくはインターネットのお客さまWEBサービスで確認することができます。

電話の場合は、担当のライフプランナーに直接電話するか、カスタマーセンター(0120-158-821)に問い合わせすることになります。

インターネットで自分で直接できるお客さまWEBサービスは、事前に登録しておく必要があるのでご注意ください。

引き出し(減額)できる金額は、1万円以上千円単位での取り扱いとなり、減額金額を把握できたら、手続きに進むことになります。

減額手続きはお客さまWEBサービスではできないため、担当ライフプランナーかカスタマーセンターへの電話のみとなります。

減額手続きの流れ

電話にて減額したい旨を伝えると、減額手続きを「郵送」か「電子請求書」かどちらかを選ぶことができます。

郵送の場合は、担当ライフプランナーもしくはソニー生命本社から必要書類が郵送されますので、必要事項を記入の上、返送する流れになります。

電子請求書とは、担当者が作成した電子請求書をお客さまWEBサービス内確認することができ、インターネット上で手続きを完了することができる請求方法です。

電子請求書を希望する場合には、事前にお客さまWEBサービスの登録が必要となります。

手続が完了すると「手続完了のお知らせ」が発送され、ご自宅に届く前もしくは届いてすぐのタイミングで、減額分の解約返戻金が振り込まれることになります。

ソニー生命の変額保険の「解約」の手続き

「減額」とは異なり、契約そのものを辞める手続きである「解約」についても、「減額」と同じ手続きを踏むことになります。

お客さまWEBサービスのみでの解約手続きは行えず、担当ライフプランナーもしくはカスタマーセンターに連絡することになります。

「郵送」もしくは「電子請求書」どちらかで解約手続きを行う流れとなり、「減額」のときと同様に、「郵送」の場合には書面の返送が必要であり、「電子請求書」の場合には事前にお客さまWEBサービスの登録が必要です。

解約手続きが終了したのちに、本社より「解約手続完了のお知らせ」が発送されます。

お知らせが届く前もしくは届いてすぐのタイミングで、解約返戻金が振り込まれることになります。

変額保険の「減額」「解約」に伴う税金にご注意

変額保険を途中で減額・解約した場合、対応する解約返戻金が戻ることになります。

解約返戻金は、契約者に戻されることになるため、戻ってくる金額によっては「一時所得」に該当し、別途所得税を納めなければならない可能性も出てきます。

一時所得は税制的に優遇されており、その計算方法は[(解約返戻金ー実払保険料)ー50万円]×1/2]となります。

運用がうまくいき、大きく変動保険金が増加した場合、上記の計算式で算出された金額が一時所得となります。

マイナス50万円という特別控除と1/2を乗じることにより、相当大きな利益とならない限りは税金の心配をする必要はありませんが、注意しておきましょう。

ソニー生命の変額保険の減額・解約の流れのまとめ

ソニー生命の変額保険は運用益を引き出せることがメリットであるため、減額・解約の一連の流れについて他の保険よりも把握していただきたいと感じました。

様々な目的で変額保険に加入されていらっしゃる方も多いと思います。

いざというときに、手続きで迷わないために参考になれば幸いです。

 - ソニー生命 , , ,