コープ共済には共済金請求期限がある!お金を受け取るために必要な手続き
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コープ共済の請求期限がある!入院したのにお金がもらえない!?
コープ共済は告知も優しく、虫刺されや切り傷といった簡単な怪我でも支払ってくれて振込も速いですが、請求に期限があることをご存知でしょうか?
医療保険や共済では入院や手術など給付金を支払わなければならない事由が発生した場合、一定の期間内に請求を行わなければ給付金を請求する意思がないとみなされ、お金が受け取れなくなります。
この期間を請求期限と呼んでいるのですが、請求手続きが簡単で告知もゆるいコープ共済でも請求期限は存在します。
本記事ではコープ共済の請求期限や、どういったものが請求対象になるのか、請求に必要なものについて解説します。
コープ共済の請求期限は3年
コープ共済の請求期限ですが、コープ共済連のHPによると共済事由発生から3年以内とされています。
共済事由とは入院や手術、通院など、共済金を支払う条件が整った日のことを指します。
よくケガをした日や病気と診断された日と誤解されますが、病気なら退院日、ケガ通院なら最終通院日になります。
期限切れの場合はどうすればいいの?
コープ共済では共済事由発生から3年が経過すると共済金請求ができなくなるように思われますが、実際に加入している人の口コミの中には「4年前のケガも支払ってもらった」という事例もあります。
かつては支払われていたが、今は支払われないように内部のルールが変わっているかもしれませんので過信はできません。
ただ、期限が切れたからと言ってあきらめず、いったんコールセンターで相談して見るのが賢明でしょう。
コープ共済の請求対象になる?期限が切れる前に手続きが必要!
コープ共済の請求対象となる事由ですが、加入している商品によって少し変わるので、期限切れにならないように準備が必要です。
請求対象は商品によって以下の通りです。
- たすけあい:入院、けが通院、手術、死亡、後遺障害、住宅災害、異常災害(地震など)
- あいぷらす:死亡、入院、手術、がん、異常災害
- 終身生命:死亡、余命告知、異常災害
- 終身医療:入院、手術、異常災害
また、事由発生日がいつになるかについても押さえておきましょう。
- 入院:退院日
- けが通院:最終通院日
- 手術:手術日(入院を伴う場合は退院日)
- 死亡:死亡日
- 後遺障害:症状固定の診断が出た日
- 住宅災害:火事や水漏れが発生した日
- 異常災害:災害発生日
- がん:がんの治療が終了した日
コープ共済の請求に必要なものは?期限厳守のため早めに準備を!
コープ共済の請求期限を守るためにも、必要書類について知っておいた方がいいです。
必要書類は以下の通りです。
- 入院:支払う共済金額が10万円以内なら領収書、それ以上なら診断書
- けが通院:50日以内の通院日数なら領収書、それ以上は診断書
- 手術:診断書
- 死亡:死亡診断書
- 後遺障害:診断書
- 住宅災害:罹災証明書、損害額明細書
- がん:診断書
なお、かなり前の通院や入院で領収書がない場合ですが、コールセンターに電話してその旨を相談すれば入通院確認書という書類を送ってくれますのでそちらを医療機関に持って行って入院期間や通院日を記入してもらいましょう。
まとめ:期限があるので早めにコープ共済の請求をしよう
このようにコープ共済でも3年という請求期限が存在します。
先ほども言ったように期限を過ぎても支払われた事例はありますが、時間がたつと領収書や診断書を紛失してしまい、請求するのが手間になります。
出て行ったお金を補てんする意味も込めて早めに共済金の請求を行うようにしましょう。