エブリバディプラスは為替レートに気をつけないと損します
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エブリバディプラスは為替レートに気をつけよう!
エブリバディプラスは明治安田生命の、外貨建て一時払い終身保険で、円建ての保険よりも予定利率が高いため、近年とても注目を集めていますが、為替レートに注意が必要です。
しかし外貨建ての保険の特徴として、顧客が円で支払った保険料は米ドルや豪ドルに交換されて運用されるので、為替リスクというものに注意する必要があります。
為替リスクをしっかり理解していないと、せっかく資産が増えたのに損をするといった事態になりかねません。
この記事では、エブリバディプラスに契約する前に注意したい為替レートについて解説します。
エブリバディプラスで注意したい為替リスクってなに?
エブリバディプラスに加入する前に知っておかなければいけないのは、為替リスクと為替レートの関係についてです。
例えば、加入した時の米ドルの価値が1ドル=100円だった場合、1,000万円の保険料を支払うと10万米ドルを得ることが出来ます。
この10万ドルが10年後に11万ドルに増えたとしてもその時の円の価値によって、損をする可能性があります。
この時1ドル=80円まで低下していた場合、11万ドルを円に換算すると、880万円にしかなりません。
このように円の価値が下がっていると、いくら外貨での運用が上手くいっても損をしてしまう可能性、つまり為替リスクがあります。
エブリバディプラスの為替レートはいつ決まる?
円からドルに交換するタイミングは、保険料を払って円をドルに変える時と、解約もしくは保険金を受け取る時に、ドルから円に交換する時の2回に渡って訪れます。
特に解約をする場合は、為替レートがいくらかによって解約するかどうかを決める方も多いので、しっかり確認しておく必要があります。
エブリバディプラスで為替レートが適用されるタイミング
エブリバディプラスの為替レートは毎日変動し、為替レートの公開予定時刻は、米ドルが10:30、豪ドル11:00となっています。
毎日変動するため、加入するタイミングと、解約するタイミングが非常に重要と言えます。
加入時の為替レートが適用されるタイミングは、保険料が明治安田生命に「着金した日」です。
逆に、解約したり保険金が支払われたりする時の為替レートは、「請求に必要な書類が明治安田生命に到着した日」です。
また、円建て終身保険の場合は、移行する前日の為替レートが適用されます。
エブリバディプラスの為替レートは手数料に注意
エブリバディプラスは円をドルに、ドルを円に交換する時に実は手数料が発生します。
手数料は、円をドルに交換する時に50銭、ドルを円に交換する時に50銭多く取られます。
例えば、1ドル100円だとすると、1,000万円では10万円となりますが、手数料が取られるため、実際は1,005万円支払う必要があります。
逆に出金する場合だと、同じように1ドル100円のレートで10万ドルを保有していた場合、普通なら1,000万戻ってきますが、手数料を考えると実際は、995万円しか戻ってきません。
つまり往復で1ドルにつき1円損することになるのですが、この貨幣を交換する時に発生する手数料を、そもそも手数料だと認識されていない方も多く、説明もしない営業職員もいるため注意が必要です。
エブリバディプラスの評判が良くないのは分かりにくいから
以上のようにエブリバディプラスは、覚えないといけない単語も多く、考えなければならないリスクやコストもあるため、非常に扱いが難しい保険です。
保険は分かりにくいものほど評判が悪くなるので、このエブリバディプラスの口コミも良い評価とはあまりいえません。
「エブリバディプラスは予定利率が高くて良い保険!」と思っている人は、リスクやコストのことを理解していない恐れがあります。
今一度為替リスクや手数料などについて理解を深めましょう。
エブリバディプラスの口コミについては「エブリバディプラスは口コミを参考にしてはいけない理由」も参考にしてください。
エブリバディプラス為替レートまとめ
エブリバディプラスに加入した際は、FXほどではないのですが、為替レートを気にして解約するタイミングを見失わないようにする必要があります。
何よりエブリバディプラスに加入する際は、円建てのエブリバディでは背負う必要がないリスクや、払う必要がないコストがあることを認識した上で加入するようにしましょう。