日本生命と住友生命を比較して違いを知りたい
目次
日本生命と住友生命の比較箇所
日本生命も住友生命も生命保険会社なのはわかるけど、正直にいうとその差ってあるのか?
という疑問を感じたことはないでしょうか?
どちらも比較的女性のセールスがあの手この手で営業をするイメージが強いですが、今回はそんな日本生命と住友生命違いを比較してお話していきます。
住友生命は住友財閥のプライドと保有顧客数日本一のブランド
住友生命はご存知の方が多いとは思いますが3代財閥グループ三菱・住友・三井の一つです。
これが財閥グループとして資本の大きさや財閥としてプライドというものが長年伝統のように続いてきました。
日本生命は財閥以上の企業価値を目指す、向上心のブランド
日本生命はどこの傘下にも入っていない財閥系以外の企業では比較的珍しい企業です。
そして2019年には三井生命の買収など、この保険業界に不振が続く今、企業を買収できる資本力があることを意味します。
日本生命としては財閥グループではないが、日本生命というブランドバリューは財閥の名に依存する企業とは違うとを具現化しています。
住友生命と日本生命、加入するならどっちがオススメか
この質問や悩みは誰もが知りたいことだと思います。
実際住友生命と日本生命の商品を比べると、最先端という表現なのか、『業界初』という言葉が好きなのか、最近の健康増進型の保険などに注目を集めています。
一方日本生命は、商品のCMではなくあえて働きやすさなどをアピールする内容が多くニッセイと加入者との距離感(=フォローや満足度の高さ)を感じさせる戦略を取っており最先端というよりもベーシックな保険商品が多いと言えます。
共通して言える住友生命と日本生命の不安
住友生命も日本生命も共通して言えるのは、担当社員の人事異動で急に音沙汰がなくなるということです。
担当者との距離感は生命保険のメンテナンスをする上で非常に大切です。
そのため前の担当者は良かったのに。という声が聞かれることも多くあります。
そのほかにも、どちらの生命保険会社も生命保険会社と言えば・・・思いつく会社の名前です。
保険料の高さ
保険商品としてはどちらも老舗生命保険会社ということと、支店支社社員数そして保険金支払いの頻度などを加味すると保険料が割高であるということです。
最近よくCMで目にする通販型・ダイレクト型生命保険とは桁が変わるほどの保険料の差があります。
ブランド力を選ぶか保険料で選ぶか、加入者は悩みどころだと言えるでしょう。
住友生命と日本生命を比較した結果と生保業界の将来
どちらも住友生命の営業に「ニッセイだっけ?」というと「日生と一緒にしないでくださいよ」とにこやかに笑い飛ばされます。
逆に日生の職員に「スミセイだっけ?」と聞くとすごく嫌な顔をします。
要するに新入社員の時には皆ニッセイでもスミセイでもどちらでも良いとし、価値観は一緒なのにも関わらず入社した後の教育で一変します。
どちらも社員教育で愛社精神とライバル企業の存在を学び、自社とライバル企業を商品比較などして欠点を探していきます。
そして現場では客の取った取らんが始まります。
生命保険業界をはじめ、保険業界は非常に先行きが不安定な業種です。
今後住友生命と日本生命はお互いに歩み寄り『違い』を埋める時代が来てもおかしくはありません。