ドルスマートの積立利率は?過去の利率の推移から詳しく分析!
目次
ドルスマートSの積立利率は?過去の利率の推移から詳しく分析!
このブログでも度々取り上げてきたメットライフ生命の外貨建て保険のドルスマートSですが、評判が良い理由はやはり積立利率だと思います。
これだけ低金利が長引けば金利の高い外貨建て保険の人気が高くなるのも当然だと思います。
では具体的に国内の商品とどれだけ積立利率の差があるのでしょうか?
過去の積立利率や現在までの推移を詳しく分析してみましょう。
ドルスマートSとは?
まずドルスマートSとはどのような商品なのか見ていきましょう。
ドルスマートSの基本情報
三井住友銀行などの金融機関でも販売している貯蓄性の高いドル建て終身保険です。
保険ですから加入する際は告知と言う体況を申告する作業が必要になりますので、持病がある方は加入できない事もあります。
貯蓄性が高いので学資保険の代わりとして加入する方もいるようです。
ドルスマートSのメリットとは?
ドルスマートSの最大の特徴はやはり積立利率です。
最低保証3%と言う日本の商品では考えられない設定になっており、実際に長期の運用をする事で増やす事ができる利率になっています。
外貨建て保険の中には一括で保険料を支払う一時払い商品も多くありますが、ドルスマートSは月払いとなっており少額からでも始められる手軽さもメリットと言えます。
ドルスマートSのデメリットとは?
ただ外貨建て保険ならではの為替リスクもあるので、結果が確約されたものではないという事は覚えておきましょう。
為替が円高になっている時に解約してしまうとマイナス、円安になっている時に解約するとプラスに作用します。
解約するタイミングによっては積立利率でせっかく増えた分が、為替の変動によって無くなってしまう事もあるので要注意です。
ドルスマートSの積立利率とは?
メットライフ生命のホームページで積立利率について記載があり
積立利率について
- 積立利率とは積立金に付利する利率のことをいいます。
- 積立利率は毎月1日に設定されます。設定された積立利率は、1ヵ月間、積立金に付利し、積立金を増加させます。毎月の積立利率は、その前々月のこの保険の運用実績から資産運用のための運営費率、積立金を最低保証するための保証費率、その他費用を差し引いた利率となります。
- 積立金からは、死亡・高度障害保障のための費用などが毎月控除されます。
そのため、積立金がそのまま積立利率で運用されるものではありません。
※ 控除される費用は、保険金額・契約年齢・性別・経過期間などによって異なりますので、一律には記載できません。- 積立利率は年3.00%が最低保証されています。
と書かれています。
色々と費用が控除されるものの、やはり目を引くのは「3%が最低保証」ですよね。
日本の保険でも最低保証の利率にべったりで全然上がらない商品が多いのですがドルスマートSはどうでしょうか?
過去の利率と現在までの推移を次の章で見ていきましょう。
ドルスマートSの過去の積立利率と推移
因みにこの記事を書いている今現在の積立利率は「2019年2月3.2%」です。
メットライフ生命のホームページでは2002年からどのように利率が推移してきたのか確認できるようになっています。
グラフにしてみるとこの様になります。
縦軸が積立利率で横軸が年月のグラフですが、10年ぐらい前が一番積立利率が高く4%を超える利率が何年も続いていたと言う事がわかります。
現在の3.2%でも十分高い利率だと思いますが、状況によってはこれから利率が上がっていくかもしれませんね。
ドルスマートの積立利率は?過去の利率の推移から詳しく分析!のまとめ
グラフで見ると見事に2008年9月のリーマンショック以来、積立利率が下がっている事がよくわかります。
ただここ1~2年は下げ止まっている様に見受けられるので、ここからどの様に推移していくのか楽しみではありますね。
逆に言えばあれだけの事があっても最低保証の3%まで積立利率が落ちないと言う事実がスゴイと思います。
ここまで落ちれば後は上がっていくだけと言う可能性も高いのでこれからが楽しみですね。
いずれにしても国内の保険商品では到底太刀打ちできない利率であることは確かです。