プレミアプレゼントの積立利率と推移とは?外貨建ては円建てより高金利!
目次
プレミアプレゼントの積立利率って良いの?
第一フロンティア生命の「プレミアプレゼント」は、契約当初(契約内容に応じて10~30年)の積立利率が確定しています。
積立利率とは金利のようなもので、一時払保険料として支払ったお金がこの利率に従って毎年増えていく仕組みです。
ちなみに2019年4月現在の一般的な普通預金金利は0.001%、定期預金でも0.01%という低さですから、もし高い金利が10年~30年も保証されるなら魅力的ですよね。
そこでプレミアプレゼントの現在の積立利率と、その推移を紹介していきたいと思います。
プレミアプレゼントの積立利率は米ドル建てだと円建ての200倍超え!?
積立利率は[指定通貨]と[契約時の年齢]によって決まり、毎月1日と16日の2回更新されますので、月の前半に契約するか後半に契約するかで利率が変わることもあります。
2019年4月後半(4月16日~30日に契約する分)の積立利率は下記の通りです。
契約年齢 | 積立利率保証期間 | 積立利率 | |
---|---|---|---|
米ドル | 40歳~80歳 | 30年 | 2.64% |
81歳~90歳 | 10年 | 1.82% | |
豪ドル | 40歳~85歳 | 20年 | 1.45% |
86歳~90歳 | 10年 | 0.93% | |
円 | 40歳~80歳 | 30年 | 0.01% |
81歳~90歳 | 15年 | 0.01% |
積立利率保証期間というのは、この利率が変わらず適用される期間のことで、例えば40~80歳の方が米ドル建で契約した場合、契約から30年間は積立利率が2.64%のまま変わらないということです。
円建の0.01%に対して米ドルは2.64%・・・264倍とは驚きですね。
プレミアプレゼントの積立利率はどう推移している?
第一フロンティア生命の公式サイトでは折れ線グラフで確認することができますが、見てみると2017年以降、日本円と豪ドルは下落傾向、米ドルは上がった時期もあるものの横ばいであることが分かります。
米ドル | 豪ドル | 円貨 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
10年 | 30年 | 10年 | 20年 | 15年 | 30年 | |
2019/04/16の積立利率 | 1.82 | 2.64 | 0.93 | 1.45 | 0.01 | 0.01 |
2017/09/01の積立利率 | 1.48 | 2.67 | 1.58 | 2.60 | 0.01 | 0.15 |
アメリカはリーマンショックから経済が回復したことで数年前から金利を引き上げてきましたが、トランプ大統領はあまり金利を上げたくない考えなので、今後あまり大きな利率の上昇は見込めないかもしれません。
底辺を這っている日本の金利に比べると米ドルや豪ドルは動きがありますから、今の金利がいい!と思っても契約しないでいると、半月後には下がってしまうかもしれませんし、逆も然りです。
プレミアプレゼントの為替レートはどうなの?
プレミアプレゼントの外貨建で適用される為替レートは、第一フロンティア生命が決定し毎日公式サイトで公表されます。
2019年4月16日時点では米ドル112.50円、豪ドル80.80円です。
細かい話をすると、契約時の円→ドルの換算レートは仲値+50銭、解約や死亡保険金支払時のドル→円の換算レートは仲値-50銭となっており、一般的な銀行の外貨預金と同じくらいの水準ですから、外貨に交換するにあたって特に手数料が高いなどということはありません。
ちなみに直近10年間の為替相場の平均は、米ドルが100円前後、豪ドルが85円前後ですから、豪ドルは割安とも取れますし、米ドルはアメリカの景気が強いのだとも考えられます。
プレミアプレゼントの積立利率が高いのは円建てよりも外貨建て!
プレミアプレゼントの積立利率はその国の金利情勢に合わせて設定されており、景気が良ければ上がり、悪ければ下がるのが基本です。
日銀がマイナス金利政策を続ける日本は、まだしばらく金利の上昇は見込めないと思われますから、円建てでは全くと言っていいほど増えません。
積立利率の高い米ドル・豪ドル建なら、あくまで「ドルで」ではありますが順調に増えていきます。
為替のリスクを許容できる余裕資金であれば、円預金などよりずっと高い金利が約束される魅力的な商品ですから、候補に加えてみてはいかがでしょうか。