マニュライフ生命で加入できる外貨建て保険の特徴とは
目次
マニュライフ生命の外貨建て保険を調べてみた
外貨建て個人年金保険ランキングを検索するとよく上位に出てくるマニュライフ生命が気になり、マニュライフ生命には他にどのような外貨建て保険があるのか調べてみました。
- こだわり個人年金
- こだわり外貨終身
- 未来を楽しむ終身保険
- 未来につなげる終身保険
- パワーカレンシー
- ライフタイムカレンシー(三菱UFJ銀行など)
- ベストセレクション(大和証券)
- ライフタイムパートナー(三井住友信託銀行)
マニュアル生命には、以上のように8種類の外貨建て保険がありました。
これらの保険の特徴を簡単に紹介したいと思います。
マニュライフ生命外貨建て保険「こだわり個人年金」
- <契約通貨>米ドル・豪ドル
- <払い込み通貨>円
- <保険金受け取り>円・契約通貨
マニュライフ生命外貨建て保険「こだわり個人年金」は、最低月々1万円から積み立てできる個人年金保険です。
円で固定した月々の保険料の払い込みで為替の動きに左右されないため出費がわかりやすく、また積立利率が最低1.5%と保証されているため、積立利率が1.5%よりも下回ることなく安心です。
月々1万円以上保険料を払っていた場合は、契約後3年以降月々の保険料の減額が可能で、契約後10年以降は払い込みを停止することも可能になり、また払い込み停止後、再び自分のタイミングで月々の払い込みをスタートすることもできます。
自分のライフスタイルに応じて自由が効く個人年金保険になっています。
ただ、マニュライフ生命の個人年金は10年以下での解約の場合は元本割れするので注意が必要です。
マニュライフ生命外貨建て保険「こだわり外貨終身」
- <契約通貨>米ドル・豪ドル
- <払い込み通貨>円
- <保険金受け取り>円・契約通貨
マニュライフ生命外貨建て保険「こだわり外貨終身」は、死亡保障のついている外貨建て終身保険で、月々の保険料の払い込みは、為替に応じて変動します。
こだわり個人年金同様、最低保証積立利率1.5%のため1.5%以下に下回ることはありませんし、死亡保障がついていて、たばこを吸わない方は保険料が約8%~10%ほど安くなります。
ただ10年以下で解約すると解約控除を負担しなくてはならず、積立利率が高かったとしても早期解約はオススメしません。
下記からのマニュライフ生命の保険商品は一時払い商品になります。
マニュライフ生命外貨建て保険「未来を楽しむ終身保険」
- <契約通貨>米ドル・豪ドル
- <払い込み通貨>円・米ドル・豪ドル・ニュージーランドドル・ユーロ
- <保険金受け取り>円・契約通貨
- <最低保険料>20,000米ドル・20,000豪ドル
- <契約年齢>15歳~75歳(定期引き出しタイプ)・15歳~80歳・87歳(ターゲットタイプ)
マニュライフ生命外貨建て保険「未来を楽しむ終身保険」は、定額部分と変額部分で運用をし、また、定期引き出しタイプとターゲットタイプの2種類どちらにするか決め運用をしていく一時払いの外貨建て終身保険です。
定期引き出しタイプ
毎年変額部分の運用成果に応じてお金が引き出せるタイプになっています。
毎年変額部分で増えたお金がお小遣いのようにもらえるので、少し得した気分になります。
また15年毎に積立利率が見直され、15年後仮に解約したとしても一時払いで払ったお金の最低105%は保証されています。
ターゲットタイプ
積立金を110%・120%・130%・140%・150%・200%と目標を決めて外貨で運用し、目標に達したら円建終身保険に変わるタイプで、1年経過後から目標に達した場合円建てに切り替わります。
例えば今までの実績で120%の目標にした場合、米ドルだと平均3年1ヶ月・豪ドルも平均3年1ヶ月で120%の目標に達しているというデータがあります。
定期引き出しタイプは、毎年お金がもらえて得のように思いますが、お金をより多く増やせるのはターゲットタイプなので私だったら、ターゲットタイプを選びます。
マニュライフ生命外貨建て保険「未来につなげる終身保険」
- <契約通貨>円・米ドル・豪ドル
- <払い込み通貨>円・米ドル・豪ドル・ニュージーランドドル・ユーロ
- <保険金受け取り>円・契約通貨
- <最低保険料>20,000米ドル・20,000豪ドル
- <契約年齢>60歳~87歳
マニュライフ生命外貨建て保険「未来につなげる終身保険」は、自分の家族へ資産を残しなおかつ、外貨建て保険で運用してお金を増やして残そう!という考えの保険です。
亡くなると故人の口座が凍結し、相続人全ての戸籍謄本など書類を集めないと口座からお金を下ろすことが出来なくなります。
例えばこの保険に葬式代として預けておけば保険会社に請求してから原則5営業以内に死亡保険金を受け取ることが出来るので、残された遺族はスムーズに葬式代金を支払うことが出来ます。
また、家族に遺産を残す場合に、誰に何%とお金に名前をつけて残すことが可能です。
数百万、数千万の遺産の遺言書は残された遺族の手続きがとても面倒なんです・・・。
実際今私も面倒なことになっています(笑)
遺言書があった場合、相続人全ての戸籍謄本など書類を集めて故人の住民票のある地区の家庭裁判所に遺言書を評価・鑑定してもらわなければいけません。
遺言書はみつけても勝手に開けてはダメですよ。
ねつ造を疑われ争続になりかねません。
うちに限って争続にはならないだろうと思いましたが・・・ちょっと険悪ムードになりました(笑)
私自身故人が亡くなってから、後味の悪い経験したので、お金を遺族に残すなら、このような保険の形で残すと残されてた遺族はとても手続きが楽になり、争続はなくなります。
遺言書を書こうとしている人はこのような終身保険も選択の一つにしてみてはいかがでしょう?
マニュライフ生命外貨建て保険「パワーカレンシー」
- <契約通貨>米ドル・豪ドル
- <払い込み通貨>円・米ドル・豪ドル・ニュージーランドドル・ユーロ
- <保険金受け取り>円・契約通貨
- <最低保険料>20,000米ドル・20,000豪ドル
- <契約年齢>55歳~80歳(終身年金プラン)0歳~80歳(目標設定プラン)
終身年金プラン
一時金で支払ったお金が早くて契約から2ヶ月から一生涯にわたって年金として受け取れます。
年金受け取り途中に死亡した場合はその後相続人が代わりに元本分の年金を受け取ります。
目標設定プラン
外貨で運用しながら、120%・130%・140%・150%増える目標を設定し、目標に達したら円建てへ変更が出来ます。
10年間はお金を預けておいてその後5年間年金としても受け取る事が出来ます。
早期解約は損をするので、10年は使わないお金と決めているお金を預けた方が良いです。
マニュライフ生命外貨建て保険「ライフタイムカレンシー」
- <契約通貨>米ドル・豪ドル
- <払い込み通貨>米ドル・豪ドル・ニュージーランドドル・ユーロ
- <保険金受け取り>契約通貨
- <最低保険料>20,000米ドル・20,000豪ドル
- <契約年齢>55歳~80歳
最短2ヶ月~年金として一生涯受け取る事が可能ですがただし、受け取れる通貨は外貨での受け取りのため、注意が必要です。
年金原資の130%・110%保証されています。
マニュライフ生命外貨建て保険「ベストセレクション」
- <契約通貨>米ドル・豪ドル
- <払い込み通貨>円・米ドル・豪ドル・ニュージーランドドル・ユーロ
- <保険金受け取り>円・契約通貨
- <最低保険料>20,000米ドル・20,000豪ドル
- <契約年齢>55歳~85歳(終身年金プラン)0歳~85歳(目標設定プラン)
終身年金プラン
一時金で支払ったお金が早くて契約から2ヶ月から一生涯にわたって年金として受け取れます。
年金受け取り途中に死亡した場合はその後相続人が代わりに元本分の年金を受け取ります。
目標設定プラン
外貨で運用しながら、120%・130%・140%・150%増える目標を設定し、目標に達したら円建てへ変更が出来ます。
10年間はお金を預けておいてその後5年か10年、年金としても受け取る事が出来、もし目標に達しず、円建てに変更出来ない場合は5年間契約通貨で支払になります。
パワーカレンシー似た商品ですが、大和証券でしか取り扱いがありません。
また契約年齢が5歳幅があるので、パワーカレンシーだと契約年齢に入れなかった方にオススメです。
マニュライフ生命外貨建て保険「ライフタイムパートナー」
- <契約通貨>米ドル・豪ドル
- <払い込み通貨>円・米ドル・豪ドル
- <保険金受け取り>円・契約通貨
- <最低保険料>20,000米ドル・20,000豪ドル
- <契約年齢>55歳~85歳(終身年金プラン)50歳~80歳(介護年金プラン)
終身年金プラン
一時金で支払ったお金が早くて契約から2ヶ月から一生涯にわたって年金として受け取れ、最低保証100%・110%・130%と選ぶことができます。
最低年金受け取り期間は23年あり、途中に死亡した場合はその後相続人が代わりに元本分の年金を受け取ります。
介護年金プラン
要介護2または3の状態の方が入れ、一時金で支払ったお金が早くて契約から2ヶ月から一生涯にわたって年金として受け取れます。
また、介護状態の方が年金として受け取る場合は非課税になりますが、介護状態の契約者が死亡後相続人が年金を受け取る場合は課税対象になります。
最低支払期間は16年で年金原資の最低100%・110%を選ぶことが可能です。
要介護2・3の方用の保険があるを知らなかったので、このような形で、お金を少しでも増やしながら過ごすことが出来るんだなと思いました。
ライフタイムパートナーは三井住友信託銀行のみの取り扱いになります。
マニュライフ生命外貨建て保険を調べてみて
マニュライフ生命の外貨建て保険を調べてみて思ったのは、外貨なので為替の変動などで損になる恐れはありますが、どの商品も、早期解約をしない限り、最低保証が決まっているので預けたお金以下にはならないということがわかりました。
月々支払をしていく外貨建て保険は2つで残り6つは、一時払いになります。
若い年齢から備えるとすると、月々支払するタイプの方が最大限に時間を味方につけることが出来、お金を増やすことが出来るので魅力的です。
55歳以上だと一時払い商品の年金として一生涯もらえる保険は自分の生きている限り安定した収入源の一つになるので国からの年金が不安定な以上自分で安定的な老後を守る手段の一つとして検討されてみてはいかがでしょうか?