新キュアは帝王切開でいくらもらえる?新キュアレディとの違いとは
目次
新キュアと新キュアレディの帝王切開に対する保障内容は同じなのか
オリックス生命では代表的な医療保険として、新キュアと新キュアレディがあり、いずれも帝王切開の保障があります。
新キュアは男女ともに加入できるのに対し、新キュアレディは女性のみ加入できます。
女性にとって大切なのは、やはり出産にかかわる保障がどうなっているか、あるいは子宮筋腫、子宮頸がん、乳がんなど、女性特有の病気がどうなっているか?ということだと思いますので、これらの保障がどうなっているかについて具体的にみていきたいと思います。
まず出産の場合ですが、通常分娩は「病気」ではありませんので、これは医療保険の保障の対象外となります。
これはオリックス生命だけに限らず、生保各社共通しており、保障の対象外となります。
帝王切開でいくらもらえるの?新キュアと新キュアレディの違い
出産の際に帝王切開になったらどうなるか?ですが、これは保障の対象となり、実際に入院給付金と手術給付金を請求することができます。
例えば日額5,000円のプランに加入中で、帝王切開し、その後7日間入院した場合、
- 【新キュア】 手術代10万円+入院日額5,000円×7日=13万5000円
- 【新キュアレディ】手術代10万円+入院日額5,000円+上乗せ日額5,000円=17万円
がもらえます。
新キュアレディの場合、帝王切開などの異常分娩、子宮外妊娠、子宮筋腫、子宮頸がん、乳がん、といった女性特有の病気で入院したときには、女性入院給付金として基本の日額に5,000円を上乗せした給付金がもらえます。
また、1回目の出産が帝王切開で給付金をもらい、2回目の出産も帝王切開だったときでも、給付金をもらうことができます。
このように、新キュアレディは女性の方に非常にメリットのあるしくみとなっています。
新キュアと新キュアレディで帝王切開でももらえないケースもある?
ただし、新キュアでも新キュアレディでも、申し込みのときにいくつかご注意いただきたいケースがあり、場合によっては帝王切開での給付がもらえないこともあるので注意が必要です。
例えば妊娠中の方がお申し込み手続きをする場合です。
この場合お申し込み自体は可能ですが、妊娠・出産に関しては一定期間保障はできません、という条件つき契約になる可能性が高いので、その場合は帝王切開されたとしても保障対象外となり、給付金はもらえません。
これを部位不担保とよび、子宮の病気に関してはおおむね2年ほど保障されませんが、それ以外の病気、例えば風邪で入院されたような場合は給付金を請求することができます。
条件つきの期間がすぎれば、子宮も含めて満額保障になります。
帝王切開経験者が新キュアや新キュアレディに申し込みする場合は?
すでに帝王切開の経験がある方が申し込みする場合、帝王切開してから1、2年ほどしか経過していない場合ですと、妊娠中の申込と同様、帝王切開に関して保障がされない場合があります。
目安として術後約5年以上経過しているような場合ですと、2回目の帝王切開でも条件なしで申し込みできる可能性が高くなります。
ただし、この契約条件は各保険会社によって異なりますので、申し込みされる場合はご自身がどのようなご条件になるのか、しっかり確認なさってくださいね。
新キュアや新キュアレディなどの医療保険に入るときには
医療保険は身近な商品ですが、まず保障内容についてしっかり確認すること、それとあわせてご自身のご健康状態によって契約内容が異なってくることもあります。
申し込みした後も気を抜かず、最終的にどのような契約条件になっているのかきちんと確認し、よいご選択をしていただければと思います。