全労済キッズ保険は捻挫に対応している?徹底解説します!

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

全労済キッズ保険は捻挫に対応している?徹底解説します!

   

全労済キッズ保険は捻挫の保障をしてくれるのか?

全労済キッズ保険(正式名称:全労済子供の総合保障キッズタイプ/キッズワイドタイプ)は捻挫での通院に共済金が支払われます。ただし、捻挫の原因が交通事故や不慮の事故に限ります。

キッズタイプは月掛金900円で通院日額2,000円の共済金が発生します。キッズワイドタイプは月掛金1,600円で通院日額3,000円の共済金が支払われます。

捻挫は成長期の子供に多い怪我です。今回は全労済キッズ保険の捻挫に対する保障に関して解説していきます。

捻挫とはどんな症状なのか?

皆さんがイメージする捻挫とは一体どんな症状でしょうか?スポーツや日常生活の中で関節をひねったり、足をくじいたりして痛みを伴い、数日間療養すると治る怪我と認識していると思います。

しかし、実は皆さんが考えている捻挫は、症状のレベルから見ると一番軽度の「レベル1」でしかなかったのです。

捻挫のレベルはその症状と患部の状態によってレベル1からレベル3まであるのをご存じでしょうか?以下に捻挫の症状の度合いを表す「レベル」について解説します。

  • レベル1・・・腫れや痛みが軽く、靭帯が一時的に伸びている状態
  • レベル2・・・靭帯の一部が切れかかっている状態
  • レベル3・・・靭帯が完全に切れており、関節が不安定な状態

これが捻挫の症状のレベルです。レベル2以上からは靭帯の損傷という状態になっていることが分かります。

全労済キッズ保険には靭帯損傷時に特定損傷共済金制度がある

全労済キッズ保険には靭帯の損傷が発生した場合「特定損傷共済金」が発生します。キッズタイプで契約期間内1回につき50,000円、キッズワイドタイプで65,000円の共済金が支払われます。

捻挫だと思って自宅療法でケアしていたけど、中々良くならないという場合には、捻挫のレベルが2以上の可能性があります。そうなると靭帯が切れてしまっていることが予想されます。

靭帯損傷は適切な治療を施さないと、子供の成長に障害が出る可能性もあります。捻挫だと考えて甘く見ると、子供の将来に関わる怪我をしている可能性もあるため、なるべく病院で診察してもらうことをおすすめします。

全労済キッズ保険の捻挫での通院保障を受ける場合の注意点~不慮の事故とは?

先ほども少し触れましたが、通院治療で保障が発生するのは、「交通事故」か、「不慮の事故」が原因の場合です。交通事故に関しては説明しなくてもどんな状態かお分かりかと思いますが、「不慮の事故」に関しては、人それぞれの解釈があります。

全労済では、この不慮の事故に関するガイドライン(定義)があります。また、不慮の事故という証明をしないと、通院保障が受けられないため、事故発生後には、速やかに不慮の事故である証明書の発行を関係各所に依頼する必要があることを覚えておきましょう。

〈不慮の事故のガイドライン〉

不慮の事故とは「急激かつ偶然な外因による事故」を指します。わかりやすく言うと、「外部要因によって傷害が発生する子供や親が事前に予期できない急な事故」ということです。

1つ注意したいのが、この不慮の事故中の種類で「その他の事故」という定義があります。この中には、「努力過度および激しい運動中の過度の肉体行使、レクリエーション、その他の活動における過度の運動」は除外されるという点です。

この条文によると、子供が遊んでいて、自分のミスで怪我をした場合には保障は発生しないということになります。また、部活などのスポーツの場合も同様です。あくまで「外的要因」によって怪我をした場合に、不慮の事故として認められるということになります。

全労済キッズ保険の捻挫での通院保障に必要な証明書とは?

先ほど挙げた不慮の事故の定義を満たすには、それを証明する書類の提出が必要になります。それぞれのシチュエーションや場所ごとにどんな証明書が必要なのかも、全労済の規約に記載されています。

例えば、エレベーターやエスカレーターでの事故の場合には、その建物の管理者の事故証明書が必要になります。他にも列車や駅構内での事故の場合には、駅長もしくは専務車掌、助役の事故証明書が必要です。

事故によって、その事故を証明する書類を発行してもらう相手が違うため、不慮の事故が起こった際には、証明書の発行元を把握することも重要です。

全労済キッズ保険は不慮の事故での捻挫に対応している

全労済キッズ保険の捻挫に対する保障に関して解説してきました。捻挫と言っても程度によっては特定損傷共済金の扱いになるため、子供の症状によっては診断書や事故証明書の取得が必須になることが分かりました。靭帯などの損傷は子供の成長に響くことがあるため、早めの診察が不可欠です。

子供の将来のためにも、きちんとした診察を受けるようにしましょう。

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