ソニー生命の変額保険はその運用益が途中で引き出しできるNOリスク・ハイリターン商品
目次
ソニー生命の変額保険の運用益を確定して途中で引き出しする
預金金利がどん底で推移する現在、少なからず「投資」というものに興味を持っている方は多いのではないでしょうか?
投資経験がある方であれば分かると思いますが、運用がうまくいっている時に利益分を確定する瞬間のうれしさは、たまらないものがあります。
では、同じような体験が「保険」でもできることはご存知でしょうか?
今回は、ソニー生命の変額保険をピックアップし、その運用益を途中で確定して現金として引き出すとどうなるのか、について説明します。
「保障」と「貯蓄」という2つの側面から、ご紹介していきますね。
ソニー生命の変額保険の種類
ソニー生命で取り扱っている変額保険は3種あります。
・変額保険(終身型)
・変額保険(有期型)
・変額個人年金保険
それぞれ言葉から推測される通りの保険なのですが、今回は、インターネットやビジネス誌でよく高評価されている「変額保険(終身型)」、通称「バリアブル・ライフ」について取り上げたいと思います。
事項で詳細は説明しますが、簡単な特徴として「保険期間は一生涯」「保険料は一般的な終身保険と比べると安い」という特徴があります。
終身型と有期型のどちらを選ぶべきなのかは「ソニー生命の変額保険は終身型と有期型どちらがいい?」の記事も参考になるかと思います。
ソニー生命の変額保険(終身型)の最大の特徴
ソニー生命の変額保険(終身型)の最大の特徴は2つあります。
「保険金」と「解約返戻金」に関してです。
契約者が支払う保険料を、契約者の責任の下で「運用」することによって、保険金・解約返戻金を増やすことを目的としてる商品です。
それぞれ詳細について説明してきます。
ソニー生命の変額保険(終身型)の保険金について
ソニー生命の変額保険(終身型)の保険金は、加入当初に設定した保険金額が文字通り一生涯約束されます。
「えっ?保険なんだから当たり前じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はこれが大きな特徴の1つなんです。
「運用」、言い換えれば、金融商品に「投資」することになります。運用する以上、その成果によって金額が増えたり減ったりする訳ですが、仮に、運用がうまくいかなくて「マイナス」になってしまったとしても、そのマイナス分を保険金に転化することはせず、加入時に約束した保険金額を保証してくれる、というメリットがあります。
逆に、プラスになればなった分だけの金額を、保険金額に上乗せできることになります。
ソニー生命の変額保険(終身型)の解約返戻金について
一般的に、毎月支払う保険料は、保険会社によって積み立てられ、予定利率によって運用されていきます。
その運用は保険会社によってなされますが、「運用」ですので、保険会社が様々な金融商品にそのお金を振り分けて運用しているのですが、運用は100%確実なものではありません。
利率が固定のドル建て保険では運用がうまくいっても、うまくいかなくても、予定していた利率分を保険会社が責任を持って保証している訳ですが、この変額保険は、その責任を契約者が負わなければいけません。
仮に、運用がうまくいけば、その分解約返戻金が増えることになりますが、減った分については、契約返戻金がマイナスになることになる訳です。
ソニー生命の変額保険の運用とは?
運用といってもなかなかピンと来ない人もいるかもしれません。
極端に分かりやすく説明すると、毎月支払う保険料を、保険会社が用意した複数の投資商品の中から、「自分の好きなように割り合いを決めて振り分ける」ことになります。
投資先としては、国内の株式や債券、海外の株式や債券など、多岐に渡っています。
売り買いのような実際の運用については、保険会社が用意した投資商品を扱う会社がやってくれますので、安心ですね。
ソニー生命の変額保険のオプションAとオプションBとは?
ソニー生命の変額保険は、積立機能を重視した「オプションA」と保障機能を重視した「オプションB」を選択することができます。
その違いを簡単に説明すると、運用によってプラスになった運用益を、途中で引き出すことが「できるか」「できないか」の違いになります。
「オプションA」が途中で引き出し可能、「オプションB」が不可能、になります。
ソニー生命の変額保険のオプションAとオプションBはどちらを選べばいいの?
この商品が高評価を得ている所以として、「オプションA」の存在があります。
一般的に、保障が一生涯続く終身保険に入る目的は、遺族にいくら残したいか、いくら残せたら大丈夫か、という「金額」を決めて加入すると思います。
ですので、加入した時点で決まった保険金を残すことができるので、保険金額が「増える」必要性はありません。(最も、多くなればそれに越したことはありませんが・・・)
それよりも、保険期間中に運用がうまくいき、当初予定していた「保険金額」を超える運用ができれば、その超えた分の運用益を引き出すことで、自分の手元に運用益分の現金を手にすることができます。
仮に運用が上手くいかず、マイナス運用になってしまったとしても、保険金額は最低保証されているので、遺族に残すための保険金額は全くダメージを受けることはないのです。
ソニー生命の変額保険の運用益を途中で引き出すメリット・デメリット
運用益を途中で引き出すと何かデメリットがあるのでしょうか?
途中で運用益を引き出したとしても、利率が悪くなるということではありません。
ただ、投資金額が大きければ大きいほどその効率は上がりますので(金利0.01%で100万円運用してもその利息は100円ですが、1億円投資すれば利息は10万円になります)、今すぐお金が欲しい、という状況でなければ引き出さずそのままでもいいと思います。(ただ、せっかく増えたお金が下がってしまうリスクを考えたら、個人的には引き出しても構わないと私は考えます。)
「運用益を途中で引き出す」という書き方をしていますが、厳密には、運用がうまく行った結果、保険金額が当初の基本保険金額を上回り、その上回った部分を「解約」するということになります。
運用益を引き出したいときには、通常の保険の解約と同じ手続きになりますので、担当者やソニー生命のカスタマーセンターに電話をすれば手続きしてもらえます。
ソニー生命の変額保険はどの部分がNOリスク・ハイリターン?
「終身」保険に加入する「目的」をあらためて確認してみると、一生涯の保障であり、保険金は自分ではなく、残された家族が受け取ることになります。
運用がうまく行こうが、行かまいが、加入時に決めた保険金額は確実に家族に残せることになります。
運用がうまく行かなかったとしても、保障は減りません。仮にうまく行ったとしたら、その恩恵は保険料を支払っている自分自身がその運用益を現金で受け取れ、保険金についても、約束分の金額を家族に残せます。
どちらのケースだったとしても、「残された家族のために決めた保険金額を残す」という目的が達成できるのです。
ソニー生命の変額保険はその運用益が途中で引き出しできるNOリスク・ハイリターン商品のまとめ
投資に興味があったとしても、不安で今一歩踏み出すことに躊躇してしまっている人にとっては、「一生涯の保障」を家族のために残しつつ、あわよくば「運用益」を自分の手元に引き出すことができるというこの仕組みは、投資にたいする不安感を軽減してくれるのではないでしょうか?
仮に運用が失敗してしまっても、本来の目的の「家族にお金を残す」ことを実現できるからです。
加えて、一般的な終身保険の保険料よりも安く設定されているので、月々の負担を軽減できるという点も魅力に映るのではないでしょうか?
是非しっかりと試算した上で検討してみてください。
参考:ソニー生命の変額保険が気になる方におすすめの記事
ソニー生命の変額保険が気になっている方には、以下のような記事もおススメです。
ソニー生命の変額保険が気になる方は
ソニー生命の評判や口コミが気になる方は
ソニー生命の他の保険商品が気になる方は
ソニー生命のドル建て保険の悪評判は論点をすり替えているに過ぎない
ソニー生命の掛け捨て保険「家族収入保険」は辞めておいた方がベター